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訪問介護のトラブル体験- 人間の目的は生まれてから見つけるもの

重度訪問介護で3件の利用者さんからNGを頂き支援が中止になりました。1人目の方は難しい方でお眼鏡に叶うのは一部の人でしたので仕方ないと思いましたが、2人目は数回支援してもう少しと思っている矢先の打ち切りでした。

3人目の方は2ヶ月以上関わっていましたがスムーズな支援が出来ないまま、致命的なミスをしてしまい「ここまでと諦めました」が温情で月末まで同行を許されて最後は温かい言葉掛けを頂きました。

ただ入社時から関わり1年以上関わっている利用者さんで話せない方の支援は一時あわやのトラブルもありましたがそれを乗り越えてきました。

何とか意思疎通が出来ないかとご家族さんと試行錯誤中です。

「サルトンの教え」に書かれていた、この世界にある人工物の品々はそれぞれ目的が先で誕生(製作)が後だが我々人間は誕生が先で後に目的が出来てくる。と例えば警察官になるために生まれたのではく、生まれた後に警察官になることを決めたのだと。

鈴木真奈美さんのブログだったかに書かれていた、人は使命に必要な能力(得意分野)を持ちそれに不要な能力は与えないものだと。

だから自分に無い能力を恥じたり卑下することはない。

SNSでは精神疾患の方の投稿が目に入るようになり繋がったりしていますが、彼らは真面目な性格がネガティブに働いているように感じています。

そもそも適当に生きて自己中心の方はある意味で人の目を気にしたり繊細な神経は持って居ないので深刻に悩む事もないと思います。

その繊細な気持ちをポジティブに活用すれば生き生きとするように思いますが声の大きな人の雑音が大き過ぎて小さな声がかき消されてしまうように感じています。

そんな自分の個性を活かして繊細な声を拾い取りすくい上げる空間を提供出来ればと思っていました。
すべてのアクシデントや試練は自分の使命に気づいたりたち戻させる標識のようなものだとも聞いた事があります。

この先どうなるかは分かりませんが御縁に感謝して日々を自分の出来る事を粛々と行う事で道が開けてくるようにも感じています。

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