フジロックのヘリノックス禁止で考えたこと

今年8月に行われるフジ・ロック・フェスティバルで、ヘリノックス等のX型アウトドアチェアの使用が禁止されて話題になっています。

これ、実は以前から「アウトドアチェアを畳まずに移動する人がいて、非常に危険で困っている」という声が出ていました。

しかし運営が「使用を禁止」としたことで、Twitterでも微妙にざわついています。様々な声がありますが「仕方ない」「良かった」とする意見もありつつも「やりすぎだ」という声もありますね。

中には「代わりにこのチェア使うしかない!!」みたいな意見もあって、やっぱり皆さんたくましいなという感じもありました。

自分としては、ルールについては仕事柄よく考えます。基本的に現行ルールで問題が出た場合って、厳しくしていくしかないんですよね。

飲酒運転で人が亡くなったりすると、罰金の金額を上げたりするじゃないですか?それがだいたい行われてることで、その逆は、ほぼないんですよね。今回の件に関しても、「ヘリノックス畳まない人に注意して回る」コストよりも「禁止した方がステージ内の椅子問題も片付いて一石二鳥」という効果を狙ったものかと考えることもあります。

ただ、ルールというのは2つの面があると自分は考えていて、それは「規則」と、「運用」だと考えています。

「規則」は今回示された文章です。会場内持ち込み禁止に「組立式X型アウトドアチェア(ヘリノックス等)」が追加されたということです。

では、「運用」とは何か。

それは「規則」を実現するためにどのような方法を取るか、ということです。会場入口で持物をチェックするのでしょうか。それは自己申告?バッグを開けさせる?

実はこちらの方がいろいろ考えられる場面が多くあって、実際会場に行ってみないと分からない部分が多くあります。

少なくとも運営側が狙っているものというのはあるはずで、それを実現させ、かつ問題となる現象が起こらなくなることを狙っているはずです。

たぶん、ヒントは、公式Instagramのポエムの中にあるのかなという気がします。

結論:行ってみなければ分からない。


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