安西先生、フェスがしたいです…
安西先生、フェスがしたいです…
フェスがしたい、フェスがしたい、フェスがしたい。
いかにも平成な感じで申し訳ないんですがけど、やっぱりね、フェスやりたいです。
WALK INN FESに行ってからというもの、「こんなん絶対五島でやったら面白いやん」とずっと思っています。
もちろん、かなりハードル高いというか島外から人呼べるクオリティともなると、やはり外部からアーティストとか呼んでとか、音響どうすんのとか、てか場所ないやんとか、いろいろと問題あって早々に挫折するんだけど。
一番の問題と思ってるのは、基本的に地元に「アーティスト」ってのがいないんですよね。
地元には、バンドや演奏家はいるんですよ。演奏めっちゃうまいし、すごいと思う。でも、「アーティスト」って本当に稀有な存在なんですよね。
なにげにそこが一番残念。「アーティストがいない島」っていうのが。「アーティストに理解のない島」と言い切っていいと思う。
ベベンコビッチさんいた頃に一瞬盛り上がる感じあったんだけどね。あのときにもっとガンガンイベント打っておくべきだったのかなと後悔したりしてる。
ズキュンズも、今なかなか出来る感じじゃないけど、爪痕くらいは残せたかな?と振り返って思う。あんなバンドがもっとボコボコ出てくるまでには至らなかったけども。
今はもう、バンドにも、「まあみんなに受ける曲演奏してよね?」みたいな感じで接してるし、バンドの方もそれが当たり前だと思ってる。そうじゃない形を模索してるバンドも、いなくはないんだけどね。
HALという島出身のラッパーと話したけど、やっぱりここでの活動は、なかなか難しい。そもそも「アーティスト」だと思ってもらえないというか。俺も、どっちかというとアーティストという意識でいるけど、難しい環境だと思う。
DJだけしてても、もっとひどい扱い受けたことも昔はあったし。まあそんな人に限ってもうこの島にはいないんだけれども(そんな人でまだ島にいるのは丸田氏くらい)。
DJは、見せ場をもらうにはそれしかないから、全力で当たってる。でも聴いてくれるのは、有名な曲とか、J-POPとかプレイしてるときだけ。一生懸命音源掘って渾身の曲プレイしても、受けたなと思えることは少ないし、他のDJ仲間しか上がってくれない。知らない曲で上がってほしいんだけどねーどうもなかなか難しい。
俺なんかは自作曲プレイしたりすることもたまにあるけど、なかなかね。
爆音で音楽鳴らしたい、踊りたい、じっくり音楽で盛り上がりたいって欲求を持っている人種(俺とか)は、いつまでも欲求が満たされず過ごしてる。
愚痴っぽくなって申し訳ないんだけど、結局その現状変えたいっていうのはずっとあって、そのためにDJ続けてますし、音楽を文化として、一つの深みを持った文化として盛り上げる方法、何かないかなってずっと模索してます。
たぶんそういう模索している状況はイベントする方も同じで、その一環で見せ場をくれるというのは、なんであれ本当にありがたいです。感謝してます。
奇跡的にすごい盛り上がる瞬間も無きにしも非ずで、そんなときはやっぱり、これっきゃないなと思ったりもするんだけど。
でもね。やっぱり自分の見せ場は自分で作らなきゃいかんなと、当たり前の結論に達っしちゃったなあと、なんだか思います。
「僕らの街は、僕らで創る」
そう、それ、やりたいの。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?