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OGRE YOU ASSHOLEについて

 オーガに関しては、自分は熱心なファンというわけではなく、ゆるーくぬるーくファンで居続けているといった感じだ。

 初めて聴いたのはライブだった。確か2007年か2008年だと思うが、神戸三宮のVARITというライブハウスに、イースタン・ユースを目当てに観に行った(ちなみに、このとき吉野寿さんと一緒に写真を撮った思い出がある)。そのライブに、対バンとしてオーガが出ていたのだ。

 初めて聴くオーガに対し、「こういうバンドって日本にあんまおらんなあ、心地ええなあ」ということを感想としてもった。実際、聴きながら、立ったまま寝てしまった。これは退屈とかじゃなく、本当に心地いいライブのとき、自分は寝てしまうことがあるのだ。

 ライブ後に調べると、オーガはUSインディバンドの影響を受けているということだった。USインディと言われても、自分は未だにピンとこない。ソニック・ユースとかダイナソーJr.とか、ペイヴメントとかマッドハニーとかのことか?全部大好きだが、個人的にそういうニュアンスをオーガからはあまり感じない。俺の感覚が変なんだろうか?とにかくオーガは心地いいバンドだ。その心地よさは、自分としてはあのギターフレーズにあると思う。

 以降、ブックオフで中古のCDを見つけるたびに購入して聴いていた。『Homely』で、がらっと音楽性が変わったときはびっくりしたが好きだし、それ以上に次に出た『100年後』が大好きでよく聴いた。この変化は、バンドとして一皮剥けるのに必要なことだったんじゃないかと、勝手に思っている。

 なかなか高松にライブに来てくれないのが残念。数年前に長野まで遠征して見に行ったりんご音楽祭にも出てなかった。つまり大学生以来ライブを観ていない。ぜひ高松まで来てほしい。

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