見出し画像

【女子アナ方言リレー】ご当地じゃんけん!

皆さまこんにちは!女子アナ47所属、愛知県名古屋市出身の山口由里です。

全国各地のアナウンサーが集まり、ゆかりある地の方言の魅力を発信するべく活動している女子アナ47「方言研究室」。活動のひとつとして、毎月YouTubeで「女子アナ方言リレー」をお届けしています。

今回はかなり前から温めていた企画・・・「ご当地じゃんけん!」です。地域によってじゃんけん✊✌️✋で使う言葉も様々、なかには『え?なんて言ったの?』と耳を疑う(!?)ような言葉も出てきます(笑)

女子アナ渾身のじゃんけん動画をお楽しみください。

素材繋ぎ:木村彩乃アナウンサー  
テロップ:草野茜アナウンサー   
サムネイル:土井梨津子アナウンサー  
リール:山部朱里アナウンサー

こちらのnoteでは、動画の方言とこぼれ話をご紹介しています。ぜひ動画と併せてご覧下さいね💡

それでは登場順にメンバーを本人のコメントを添えて紹介していきます𓂃🙇‍♀️

目次
永倉由季アナウンサー
牛島奈津子アナウンサー
池田モトアナウンサー
田邉有沙アナウンサー
木村彩乃アナウンサー
土井梨津子アナウンサー
大下佳菜アナウンサー
石田鮎美アナウンサー
草野茜アナウンサー
山部朱里アナウンサー
有働文子アナウンサー
村上留奈アナウンサー
(動画登場順)


奈良弁(大和弁)  |  永倉由季アナウンサー

画像1

「じゃんしんほい」

本人コメント✍️
わたしは関西でよく使われる「いんじゃんほい!」と言っていました。ですが、生まれ育った場所からそこそこ近い奈良県大和郡山市では「じゃんしんほい」というそうです。同じ奈良県でも違うものですね。  

ちなみにわたしは100人×100円じゃんけん大会で
優勝したことが小銭をじゃらじゃら頂いた経験があります(笑)他にも小規模のじゃんけん大会でも何故かたびたび勝っています。最初は「グー」の後「チョキ」を出し
次に「パー」を出すとあいこが出るか勝ちあがりやすくなるのはここだけの話です。知らんけど🤗


博多弁(福岡)  |  牛島奈津子アナウンサー

画像2

「じゃいけんしっ」

本人コメント✍️
1回でジャンケンの勝ち負けが決まらない時は、「あいこでしっ、しっしっし」と続きます。福岡の中でも地域によって、「じゃいけんぽいっ」や「じゃんけん、どっこいし」などなど、言い回しはたっくさんあります!

山口弁  |  池田モトアナウンサー

画像3

「じゃんけんもってすっちゃんほい」

本人コメント✍️
山口県では定番のじゃんけんの掛け声「じゃんけんもってすっちゃんほい」これがまさかまさかの方言だなんて…衝撃です。定番すぎて、全国で使われているとずーっと思っていました😂ちなみに、あいこの場合は「あいこでアメリカヨーロッパ」と続きます。


南部弁(青森)  |  田邉有沙アナウンサー

画像4

「じゃんけんほっからけっつ馬のクソ」

本人コメント✍️
小学生の頃、確かに男子が言っていたのを聞いたことがあったこのかけ声…オリジナルのアレンジかと思っていたら、よもや方言だったとは…!じゃんけんで何を出すか、指を組んで隙間を覗いて決める方法がありますよね。一体あれでどう決めているのでしょうか、教えてください。ちなみに流れでやってしまった時は大体パーを出しています。


行徳弁(千葉)  |  木村彩乃アナウンサー

画像5


最初「ちっけった」
あいこ「あいこった」
3回目以降は決着がつくまで「たっ、たっ、た」

本人コメント✍️
今月も行徳出身在住の小川さんからご指導頂きました。
同じ千葉県育ちですが、千葉市では聞いたことのない掛け声で今月もびっくりです!ちなみに私は最初は「グー」を出しがちなので、私とじゃんけんする時は「パー」を出したら且つ確立が高いですよ♪


福井弁  |  土井梨津子アナウンサー

画像6

「じゃんけんもって〜ほい」

本人コメント✍️
子供の頃よく、このじゃんけんで遊びました。あいこになったときは「あ〜らっしょい!」の掛け声でじゃんけんをし直します。それでもなかなか決まらない時は「しょぃ!しょい!」といってじゃんけんをします。大人になってからはこの掛け声は使わなくなりましたが、懐かしいじゃんけんの掛け声に子供の頃の思い出が鮮明に蘇ってきました。


遠州弁(静岡)  |  大下佳菜アナウンサー

画像7

「じっけっぺ、あいこっぺ」

本人コメント✍️
浜松市浜北区出身の友人に教えてもらいました。小学生の頃に「なにそれー?!」と笑いながら使っていたそうです。

動画を撮った後にふと思い出したのは「じすとっぺ」。小学生の時に聞いたことがある気がするようなしないような・・2歳になったばかりの息子もじゃんけんを覚えて遊ぶようになりました。ただし彼は”パー”しか出せません。”グー”を出すべきか悩みながら”チョキ”を出してしまうお母ちゃんです。


大阪弁  |  石田鮎美アナウンサー

画像8

「いーんじゃーんでっ ほっい!」

本人コメント✍️
私が育った大阪の北河内という地域独特のリズムかもしれません。いや、もしかしたら私の通っていた小学校限定かも?!このリズムでジャンケンをすると、「出しにくいわ!いつ出すねん」と必ず突っ込まれます。


栃木弁  |  草野茜アナウンサー

画像9

「じゃんけんち」

本人コメント✍️
「ちっけった」とか「ちっけんぴ」とか聞いたことがあるけど、記憶が曖昧すぎたため、栃木弁に詳しい方に教えていただきました。どちらでもなく「じゃんけんち」そして「あいこでしょ」を「ちっけった」という...とも教えていただきました✨「ちっけった」自体が「じゃんけんぽん」の意味の方言もあるので、面白いですね(^^)

私は高校生のときに放送部に入っていて、じゃんけんに「負けた」ことで、あるアナウンサー役をすることになりました。立候補者はゼロ、私も「アナウンサー役を私にやらせて!」とも言い出せないお年頃...人生最大の「負けてラッキー」だったじゃんけんの思い出です(^^)v


群馬弁  |  山部朱里アナウンサー

画像10

「ちっけっぴー!あっかっぴー!」

本人コメント✍️
他にも、「ちっけった」や「おっちゃっち」もあるそうです!教えていただいた方によると、大人になってからは「ちっけっぴー」でじゃんけんしていないとのことでした。

小学生の頃の私がじゃんけんを使った遊びで好きだったのが「ぐりこ」です。チョキで「ちよこれいと(チョコレート)」パーで「パイナツプル(パイナップル)」グーは「ぐりこ」文字数分だけ歩けるあの遊びです。よく階段でずっと遊んでました~!そういえば遊んでるときにもぐらも見ましたよ。噛まれました。今思い出しました(笑)

茨城弁  |  有働文子アナウンサー

画像11

「ちっけった!」

本人コメント✍️
茨城県出身の主人も、何度か聞いたことがあると話していた、こちらの表現。茨城県南地域でも使われていたようで、茨城弁のスペシャリスト「イバラキング」さん(茨城県常総市出身)も幼い頃に使っていたと教えてくれました。「ちっけった!」って、なんだか可愛いらしい言い方ですよね。やはり近隣の千葉県や栃木県でも同様の言い方をするようです!


鹿児島弁  |  村上留奈アナウンサー

画像12

「じゃーいけんでほーい」

本人コメント✍️
方言というか、歌みたいにリズムをつけて発音するので是非動画でご覧いただきたいです。この「じゃーいけんでほーい♪」は多くの方が使っていたようですが、同じ鹿児島市の中でも『じゃすきんえす』や『じゃらけつほい』もあったとか!小学校ごとにいろんなジャンケンがあったようですよ。

以上12人の女子アナによる方言じゃんけんでした。


あれ・・・?名古屋弁がない!?そうなんです。私が本来担当している名古屋弁。じゃんけんの方言が思いつかず早々に辞退してしまいました・・・。ネット上にはいくつか名古屋弁でのじゃんけんが出ていましたがどれも聞きなじみがない。リアルじゃない気がしてしまったのです。ただ村上留奈アナの『じゃーいけんで、ほーい♪』に聞きなじみが。鹿児島と共通点があるのって珍しい!とつい興奮してしまいました。

というわけで今回のnote担当は名古屋弁担当の山口由里でした。

来月で2021年も終わりですね!一年の締めくくりにふさわしい(?)動画をお届けできるよう、頑張りますので楽しみに待っていてください♪

女子アナ47のYouTubeチャンネル登録もよろしくお願い致します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?