リコリス・リコイルのコスプレをする方に向けて
さて、リコリス・リコイルの千束の銃が東京マルイから発表されましたね。
コスプレで使おうか悩んでいる方もいるかと思われますが、その際の注意点をいくつか話したいと思います。
その1 銃の形であることを忘れないこと
今回発表された千束の銃は日本の東京マルイという、エアガン(正式にはエアソフトガン。以下そう呼びます)の有名老舗メーカーが製作します。
とても精巧に作られることが予想されますが、ここで忘れないで欲しいのが、
「銃社会でない日本で銃の形が目につくことの怖さ」
です。
銃の形を怖いと思う人も多々おられます。海外出身の方であれば尚更のこと。
撮影時、イベント時以外はむやみやたらに人の目に触れさせないよう心がけていただければ幸いです。
その2 人に向けないこと(銃口管理)
ご存知の通りエアソフトガンはBB弾と呼ばれる直径6mmの専用の弾を打ち出すおもちゃです。
打ち出された球の初速(銃口から出た瞬間の速度のこと)は秒速70〜80m。時速に換算すれば、200km/hを超える速度で弾が飛び出ます。弾が進むにつれて減速はしますが。
サバイバルゲームなどちゃんとした目の保護具やあたっても痛くない防具をつけた環境では全く問題ないのですが、コスプレイベントの環境ではそうはいきません。
この速度の弾が皮膚に直に当たるとBB弾サイズのみみず腫れができます。とても痛いです。目にあたれば失明は避けられないでしょう。
今回の銃は専用の弾とガスが必要なのでその二つがなければ発射はされないのですが、人に向けていいか悪いかは別問題。
「常に弾とガスが入っている」つもりでいてください。
撮影時にカメラマンさんに向いてしまう構図であれば変えるか、一言「銃口向きます、だいじょうぶですか?」と、声かけをしましょう。
その3 引き金に指をかけない
上の項目に付随することですが弾が入ってないからといって引き金に指をかけるのもやめましょう。
安全が確保された上(向けた先に人がいないなど)で、撮影時のみ、等ルールを決めて扱いましょう。
その4 説明書をよく読むこと
安全面を守るのであればこれが全てです。
上に書いたこと以外のことも全て書いてあります。
お手元にとどいて早く触りたい気持ちはすごくわかりますが、おそらく大人向けの銃なんて触ったことはほぼないはず。
一度目を通してください。
その5 未成年は…
ダメです。ごめんなさい。
今回のエアソフトガンは18歳以上を対象とした製品です。
各都道府県の青少年育成条例により、18歳未満への販売や譲渡が禁止されています。
売ったりあげたりした人が捕まっちゃいます。
高校生レイヤーへ、触ったりしたいだろうけどダメなんだ。ごめんね。
その5 値段が高い
ネタに見えるかもしれませんが…w
今回の銃はガスブローバックガンと呼ばれるガスを使って発車とブローバック(撃つとガシャッてなるあれ) を楽しむ玩具なのですが
作品タイアップ系のものは定価2〜3.5万円程度、通常商品でも1万円後半のお値段がします。
クオリティを高めたい人以外は無理して買わなくてもいいと思います…が
この銃を使ってコスプレをしたい!と思ってる方はぜひ上記のことをまもってコスプレをしてください。
守らなかったりしたら銃のおもちゃが持ち込み禁止になることもありえます。
銃のないリコリス・リコイルなんて嫌でしょう?
以上しがないレイヤー兼エアソフトガンオタからの注意でした。
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