【受験生】 模試の捉え方について
前回の記事にひきつづき、
今回は模試の捉え方についてご紹介したいと思います。
模試の捉え方
前回もお伝えした通り、模試は現在地を知る手段でしかなく、その結果に一喜一憂しないことが大切になります。
ここで大切なのが、模試では必ず点数や偏差値は上下するということは前提に持っておいてください。勉強したのに思うように点数や偏差値が上がらないから諦めよう‥とこのタイミングで考える必要はありません。
勉強しても点数や偏差値にすぐに反映されづらいのには、
大きく2つの理由があります。
・ 1つ目は、ここから模試の受験者数が増えていくからです。
お持ちの成績表を確認してみてください!
7月模試から8月模試の受験者数は、大きく増えているのではないでしょうか?
同じ中学校の受験生だけでなく、福島県内にいる他の受験生たちも部活を引退し、受験モードに切り替えはじめるタイミング。
「そろそろ模試を受けておいた方がいいのでは‥」ということで受験者数が増えたのでしょう。
そうなると、様々な成績層の生徒たちが模試を受験することになります。
模試の偏差値というのは、受験する生徒の成績層によって大きく変化するため、単に偏差値が上がったから勉強が定着している、下がったから勉強が定着していないと判断するのは危険なのです。
▼(参考)偏差値とは何?偏差値の意味と求め方・計算方法をわかりやすく解説!栄光ゼミナール
・2つ目は、部活を引退し、受験生全員が勉強を頑張るようになるからです。
受験は自分も頑張った分、他の受験生も頑張っています。ですので、なかなかすぐには偏差値や判定には反映されづらいです。
ここまでの話をまとめると、模試の結果は上記の通り、すぐに結果が見えづらいものです。
くり返しになりますが、一回一回の模試の結果に一喜一憂するのではなく、現状と理想の差分を縮めるために何が必要かを分析するものとして模試は活用しましょう。
ちなみに模試の結果から自分の現在地を把握するには、【模試3回分の偏差値の平均値】を取るといいでしょう。その平均値が今の実力だと捉えてください。
放課後塾ハルとしても、1回の模試だけで判断するのではなく、3回分の模試の結果をもとにアドバイスをしていきたいと考えております。
いよいよ2学期も始まり、学校行事も忙しくなる時期です。
体調管理には気をつけて、入試本番まで一緒に頑張りましょう!
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