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カネコアヤノ よすが レポート

みなさんこんにちは。
ほうき星です。
つい先日先輩と焼肉屋に行き、その帰りにコンビニでアイスを買ってカラオケをやろうという流れになりました。
カラオケには駐めたスーパーから徒歩で行っておりスーパーの営業時間が終了時刻を迎えたので先輩→僕という順番にカラオケに車を移動させることになりました。
先輩が歌っている間にカラオケからスーパーへ向かったはいいもののカラオケを出た瞬間にレモンティーの尿意が押し寄せてきて、すんでのところで漏らすところでした。あっぶね。
悪寒が伴いつつも急がないといけないので走っていたらフォームが完全に競歩をやっているオカマになっており、近くに警察署があるためヒヤヒヤしながら車でカラオケまで戻りました。
その時の僕の目はだいぶイッていたと思います。
文字でしかお伝えできないのが悔いですが、臨場感を味わっていただけたらと思います。漏らさんくてよかった〜

そんな小学生以来のオカマ走りで他を圧倒した僕は先日カネコアヤノのライブツアー、よすがに初参戦してまいりました!!!!ぽえ〜!
実にくるり以来2年ぶりに参戦したライブで、行きたすぎてウズウズしていたのでタイミングがちょうどよかったです。
僕が行ったのは金沢でして、県外なので1週間学校に行けなくなるというオマケ付きでしたがそんな禁を破って地を這ってでも行きたかったのです。
僕は2次選考でチケットを手にしたので1階後ろの方でした。

最近お金がなくギリギリで生きているので、グッズはもとより買う気がなく、早々に着席しました。
会場で仲のいい先輩と合流していろいろ話しているとすぐに開演の時間がやってきました。


以降、ネタバレがあるのでライブこれから行かれる方は読まないのを推奨します。


1曲目、抱擁。ああ、いい〜。ダメだ今思い出すために聴いてもうライブ行きたくなったもん。でも音源とは違うんですよね〜。これはライブ行った人の特権だ。
わりとキャッチーで明るめなメロディーかと思いきやどこか悲しげな嘆きのような曲。
音源とは違ってアヤノさんの線の細い体から出ているとは到底思えないパワフルで油断を一切与えない歌声が響きます。唯一無二。

中盤に差しかかると、光の方へを披露してくれました。
アヤノさんの曲を聴いてよく思うのですが、この曲は特に陽だまりに手を置いた感覚を覚えます。そこに少女の健気さ、爛漫さが残った歌詞が純粋な僕の心を揺れ動かします。
そしてこの曲で特に感じられた柔らかくてなおかつ芯のある強弱のついたストロークが好きです。
ホールでの開催でしたが、この頃から立ってノリ始める人たちが増えてきました。
僕は超大好きな聴きたい曲が演奏されるまでノッて興奮する気持ちを抑えておきました。
爆発できるように。ある種マゾヒスティックですね。

そしてかみつきたい、アヤノさんの天真爛漫さが爆発したかのようなメロディーがイントロから溢れます。
サビに入るとそれとは対照的に艶かしい裏声、そして声色の使い分けが僕たちの心を刺激します。
心酔していると一瞬で終わってしまいました。
名残惜しいくらいがちょうどいいのかもしれません。

そしてついに来ました。アーケード。
大好きです。シャッフルで流れると車内で狂ったように歌っています。
おいおいおいおい!ドラムさんよお!曲前のカウントで焦らすやんか!気狂うてまいますて!ええ!
もうアーケードが演奏されるのは分かっているのに、寸止めをくらい僕のマゾヒズムが8割くらい開花しそうになりました。
ここで僕を含む会場のほぼ全員が立ち上がりみんなノリノリです。
1周目の「なっなーなななっなーななっなーな!」はバックバンドと客席、2週目はアヤノさんも入ってでした!ここまで溜めていた興奮を出し切って脳内麻薬が踊りまくります。
パワフルなストロークが胸を打ちます!会場全員心を鷲掴みにされたことでしょう。
こんな素晴らしい曲にこれ以上解説はいらないでしょう。

そして「ありがとう!」と華麗なる退場。一瞬でした。
初めて話したかと思ったらもう終わり?全然足りねェよ!おい!
と思ったらアンコールの拍手がどこからともなくなり始め、アヤノさんを含んだバンドがすぐに出てきました。好き。
と思ったら後席からでも分かるくらいアヤノさんがニヤけています。かわいすぎる。
どうやら開催ツアーで初めてお客さんが立ってくれたそうな。
普段はライブであまりMCをしない硬派な構えを見せているのですが、この時は終始デレデレでしどろもどろになりながら喋ってくれました。
もう結婚してくれ!!!殺してください!俺を!
と叫びそうになる気持ちをグッと堪えているとすぐに演奏が始まりました。

とがる

僕が1番好きな曲であり、カネコアヤノを知るきっかけになった曲でもあります。
僕はアコギの部活に4年間所属していて、そこで1番ギターが上手い音楽の趣味も申し分ない大尊敬する先輩が大学3年の春に教えてくれた曲です。
あの音源で聴いていた音が肉薄して耳まで届き、イントロでさすがに涙がこぼれました。
感動のあまり、気づいたら終わっていました。耳に残す間もなく。
この曲は僕の渇き切った人生に「春」を与えてくれた潤いと健気さを併せ持った刹那的なナンバーだと思っています。
当時彼女と別れて1年ぐらい経っており、趣味しかやることのない1人の僕に歓喜を与えてくれた人生のマイルストーンになった曲です。
この時の感情はなんとも言い表すのが難しいですが、一生忘れられない財産になったと思います。それが生で聴けて、興奮のあまり口ずさんでいました。

気づいたら終演後でハッとしました。
会場で会った先輩も泣いており、マスクの中がぐちゃぐちゃになったらしいです。きったね。
そもそも2人とも買う気はなかったのですが、すぐ列に並び、先輩はTシャツ、僕はCDを2枚買ってしまいました。金は働けば湧くと言い聞かせながら。
興奮しているハイテンションな先輩と別れ、1人金沢の街をぶらつきます。(めちゃくちゃ迷った)
でもカネコアヤノが付いているので20分の遭難もなんのその。

そしてなんで今更?というCDを買いました。よすがじゃないのかよ。
でもどちらも素敵な曲が入っている大名盤に数えられるものだと思うので!まあいいよね?

嬉しくなって二郎食べました。どういう文脈だよ。

全然関係ないけど次の日4時起きでサゴシ釣りに行きました。威勢が良すぎる。

文字数の都合上他の曲が解説できませんでしたが、有名どこだけ少し解説させてもらいました。
稚拙でごめんね、アヤノさん♡

また会おう!!

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