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養生訓巻第二総論下 鳳凰堂流解釈⑬

原文を現代文に改変
古語に曰く、日に慎む1日。壽して終に殃なし。言う心は1日1日を改めて、朝より夕まで毎日つつしめば、身に過ちなく、身を損ない破る事なくして、壽して、天年を終わるまで災いなしとなり。これ身を保つ要道なり。

鳳凰堂流意訳
昔の言葉には次のようなものがあります。

1日1日を慎み深く生きる。

そうすれば、寿命を終える事ができ、大きな災いはない。

真意は、1日1日新しい心持ちで、朝から夕方まで毎日慎み深く生きれば、身体上やり過ぎる事がなく、身体を損なったり、壊したりする事がない溜め、寿命を全うし、死ぬまで大きな病気にはならないと言う事にあります。

これが身を保つ為の要となる道です。

鳳凰堂流解釈
貝原益軒の伝えたい事の真意はここにあると思っています。

しかしながら、具体的に言わないとイメージが湧かない為、今までは寝るな、動け等とテーマを絞って話していました。

そして鳳凰堂流としては、ここに覚悟、志があれば、魂が生きたいように生き、昇華でき、後悔なく、病や怪我を負っても、次を向いて生きて、最後を迎える事ができればそれが1番良いと考えてます。

つまり、病や怪我もその人が今越えるべきハードル。

これを越えるか、越えないかもその人自身の判断。

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