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鳳凰堂流周易について④



東洋的思想における数について、要点だけ書いてみます。

基本は1から9

前回の太極から九宮がそれを示しています。
5と10は相似しており、フラクタルの小と大と考えられます。

そして
1から5は生数(せいすう)
6から10は成数(じょうすう)
無形から有形を創造する数と
有形がどのように変化していくかを
考察、操作する数

生数は
天一生水、地二生火、天三生木、地四生金、
天五生土

成数は
地六生水、天七生火、地八生木、天九生金、地十生土

これらを合わせると55。50を宇宙の数、大衍(だいえん)の数としている理由でもあり、易占、占筮で50(宇宙)からバランスとしての1本を抜く事で変化していくと言う意味合いも持っています。

また、奇数は陽、偶数は陰。
奇数は空間、軸を表し、偶数はそれぞれの空間の中で動くものを分類した数。

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