個人的 吹奏楽コンクール2023課題曲 各曲感想

はじめに

こんにちは。中高の吹奏楽部でパーカッションパートのほーらいおんです。
今回、なんとなしの思い付き(正しくは関連動画に参考演奏が出てきた)で、今年度の吹奏楽コンクール課題曲の個人的感想をつらつらと書き連ねていこうかなと思います。

今回参考にしたのは、
「WISH Wind Orchestra」様の演奏です。

ではさっそく。
ここからは丁寧口調が崩れますが、あくまでも私の頭の中をそのまんま表したものだと思っていただければと思います。
それではまいりましょう。

Ⅰ.行進曲「煌めきの朝」/牧野圭吾

作曲した牧野さん、作曲当時高校生ってマジ????すっご。
これまでマーチ曲っていうと、「元気に行進!!」っていう方向が多かった(体感)けど、この曲はどちらかというと王室の行進のような、上品さを持ち合わせている。
あと、途中でフルートソロのあるマーチ曲も(体感で)少なかった記憶がある。そこも斬新感。
一旦落ち着いたパートから、一回パーン!と盛り上がり、そこからまた一旦落ち着くという流れがいい感じに心を乱しに来ていて、その新しい感覚に痺れた。

Ⅱ.ポロネーズとアリア~吹奏楽のために~/宮下秀樹

ホルン・ユーフォニアム・トロンボーンの金管中低音酷使曲。
曲の始まりからホルンとユーフォのファンファーレっぽい開いた音から始まるあたりがとてもかっこいい。
主旋律の音運びが好き。(個人の感想です。)
中盤の落ち着くパートでは木管のあたたかみのある音が生かされていてとても心が安らいだ直後に、金管中低音が奏でるメロディーのなんだか不穏な感じがゾワゾワきて好き。
今年の曲で私が演奏したい曲No.1。選べる立場だったらこの曲ゴリ押ししている。
この曲のティンパニやりたい。(ティンパニの音が重いと言われたことある民的感想)

Ⅲ.レトロ/天野正道

天野さん!GRシリーズめっちゃ好きです!
ドラムがあったり、トランペットソロ・アルトサックスソロがあったりしてポップスだったりジャズを思わせるような曲運びだと思った。
でもそこであくまでもこれは吹奏楽なんですよ~っていうのを崩さないのが、さすが天野さんって感じがした。塩梅が素晴らしい。
曲が1分を過ぎたあたりから、曲名そのままの「レトロ」感があって、対曲名納得感がエグい。
パーカッションの民としては、Vibraphoneをあそこまで強く叩いて存在をアピールする曲というのがポップスであってもそんなに多くないイメージなので、ついつい感嘆の声をあげてしまった。すごい。あれやりたい。←

Ⅳ.マーチ「ペガサスの夢」/水口透

マーチの「楽しさ」「軽やかさ」が出た、昔ながらのマーチ感があって素敵。
木管を際立たせるパートが途中にも用意されているのが、これまでにありそうでなさそうでいい感じ。
その後くらいに拍子が突然4/4から6/8に変わるの、演奏者側視点だとすごく大変そうと感じてしまった。多分今の自分でも何とかなるんだろうけど。
最後、マーチらしからぬフッと消えるような終わりだけど、個人的には「はい、到着。」って感じがして好き。

おわりに

いかがだったでしょうか。
なんとなくお分かりかと思いますが、語彙力が飛んでます。
それでもなんとなく、同じことをしてきた方にはわかるんじゃないかなと感じております。
ぜひ、この感想がこれからの皆様の演奏の助け…にはならないかもしれませんが、ぜひ「あー、こんなこと思いながら聴いてる奴もいるんだなー」くらいの気持ちでいてください。

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