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しゃぶ葉では野菜をしゃぶるべし

今日さっき、しゃぶ葉に行ってきた。通算だと5回目か6回目ぐらいだったと思うが、ひさびさのしゃぶ葉がまじで美味しく、また、初の平日しゃぶ葉だったので、感想を書いておきたい。

しゃぶ葉というのは、いわずもがな、すかいらーくがやっているしゃぶしゃぶのチェーン店である(筆者は去年ぐらいに初めて行くまで知らんかったけど)。

しかし、ただのチェーン店と侮るなかれ。筆者は、今日、七夕キャンペーン?みたいなのをやっているのを知って、これは行かねば!と思って行ったが(今日が最後の日)、やはりコスパが尋常ではない。

七夕的な何かで10%割引になっている。
帰りのお会計でTwitterの以下を見せると、普通に10%割り引いてくれた。

食べ放題のうち一番安いコース(豚バラコース)で、あと、有料のおだしで「レモンハーブだし」という新しいのがあったので頼んでみた(レモンががっつり入っていて、さっぱり美味しかった!夏向けのお味)。

それでお会計は、1,485円である。

  • 豚バラL  1点 1,539円

  • 鍋 1点 0円

  • レモンハーブだし 110円

3品 小計 1,649円
802(10%割引) -164円
内税対象額(10%) 1,485円
(内消費税(10%) 135円)
1名様合計 1,485円

これだけだと、「フウン?」と思うかもしれないが、禁断の平日しゃぶ葉では、16時まで時間制限なしなのだ。

普段行けるはずもなく、ただ、「これはいつかは行ってみねば…」と思っていたところに、七夕キャンペーン的なものを見つけて、今日行ける状況だったので、行ってみたというわけである。

すごいぜしゃぶ葉

別にキャンペーンがなくても、普段の平日でも、1500円位で、16時まで居放題で食べ放題である(もちろん節度はありで。筆者は2時間ぐらい居させてもらった)。

うーんしゃぶ葉すごい。おとくである。

シェアオフィスとかコワーキングスペースより、しゃぶ葉の方がお得なんじゃね??と思った(オシャンティにこだわらなければ。普通に店内は綺麗)。

平日のノマドワーク(の真似事)は「しゃぶ葉一択」と言ってもいいのではないかと思うほどだ。

久々に来たけど、野菜とサイドメニューの数が尋常ではない。普段のキャンペーンでも、やはり肉がフィーチャーされがちだが、本当のすごさはこの野菜たちにあるのではないか。

食べているうちに思ったけど、野菜がうまい。野菜を美味しく食べることができるお膳立てが、バチバチに整っている。

とにかく野菜の種類が多い。ざっと思い出しただけでも、しめじ、大根、にんじん、きくらげ、小松菜、れんこん、にら、マロニー、白菜、レタス、サニーレタス、とうふ、えのき、長ネギ…まだけっこうある。

なかでも中心なのは、しゃぶ葉ミックス?とでもいうべき、野菜バーのたいてい中心あたりに陣どっている、野菜ミックスみたいなやつである。たぶん中身は、長ネギと大根とにんじんかな?そんな感じの、緑と白とオレンジの彩りが混ざった、ピーラーで細長く千切りにしたみたいな野菜が、こんもり置いてある。

これ、たぶん火が早く通るように工夫しているのだと思う。これを、さっと火を通して、豚バラでくるっと巻いて食べると、まじでうまい。シャキシャキ感がいい。見た目もいい。ほんとにシンプルにうまい。食べ口が軽いので、無限ループできてしまう。ベーシックな主役でありながら、最も危険な食べ物である。

「これ、何回とってもええんやで?」という、店側の懐の深さ。

出汁じるは、2つ選ぶことができる。

さらに、タレが9種類ぐらい置いている。ポン酢、ごまだれから、玉ねぎを擦ったみたいなミックス系のやつまで、たくさんある。

そこに、薬味も同じぐらいの種類、置いている。定番のもみじおろしから、刻んだザーサイ、コチュジャンマヨネーズとかのミックス系まで、これもたくさんある。

出汁じると、タレと、この薬味を掛け合わせると、味のバリエーションは、もはや食べ放題バイキングとしては天文学的数字になるといっていい。

これで野菜を美味しく食べられない理由があるだろうか?いや、ない(反語)。

そしてふと気づいた。「しゃぶ葉」は、「しゃぶ肉」ではなく、「しゃぶ牛」「しゃぶ豚」ではなく、まして「しゃぶ鳥」でもない。「しゃぶ葉」なのである。

この店名は、店側としても、「これで野菜を美味しく食べてくださいね♡」的なメッセージなのでは?と。

しゃぶ葉のキャンペーンでも、主役はやはり牛やおいしい豚が取り上げられることが多いだろう(アンガス牛とか、三元豚とか、そういうやつ)。それはそれでもちろん素晴らしい。

しかし、真の主役は、いつもスタンバっている、色とりどりの野菜たちなのではないか。これこそが「しゃぶ葉」の聖騎士団であり、顧客に娯楽を提供し、健康を守ってくれている騎士たちなのだ。感謝。

最後にレタスをしゃぶる

最後には、レタスだけをしゃぶった。

とりすぎて、お腹いっぱいになってしまったので、最後にお肉を頼むことができなかったのだ(おじさんの加齢問題)。

しかし、「あら、アラフォーにもなるのに、食べ放題ってはしゃいじゃって、とりすぎて食べられなかったのかしらふふふ」と思われるのはいやなので(病的自意識過剰)、残り物を出すのは言語道断、戒律破り、破門、禁忌なのである。

それで、残った野菜とレタスだけをしゃぶったのだが、これが意外にも、ポン酢と薬味をつけて食べるだけでおいしい。お肉ももちろんあったほうがおいしいだろう。だが野菜だけでも全然美味しく食べられるレベルである。

アメリカ人の健康問題とかも、この聖騎士団たちにかかれば、一掃されるのではないかと思う。「Let’s shabu at shabu-yo!」とか、キャッチフレーズにして、海外展開しても全然イケるのではないか(英文字にするとなぜかお犯罪の方のように見えるのは気のせい)。

充実のサイドがラスボスとなる

しかし、お肉と野菜を平げたと思っても、終わりではない。サイドも半端なく充実しているからである。

ソフトクリーム食べ放題である。チョコチップと、ドライフルーツと、コーンフレークが、トッピングとして置いてある。

デザートはほかに、フルーツミックス(フルーツポンチみたいなやつ)、コーヒーゼリー、しらたま、ぜんざい用のしるこ、がある。

さらに、セルフだが簡単、焼きたてのワッフル作れるやつまである。

ちなみに、ご飯類のところに、中華麺まで存在する(つまり、出汁じるをスープにして、ラーメンを作れる)。漬物も2種類ぐらいある。

そして、サイドの王様、カレーももちろん有る。

食べ切れねえよ…という幸せな悲鳴も聞こえるなか、最後の詰めでギブアップして後悔したことのある過去をあえて思い出し、(「くそっ、ここで、もうひと踏ん張りしていれば…!!おれはいつだってそうだ…!!もうあんな思いはしない!」というクライマックス的な何か)、ソフトクリームとフルーツポンチにトライ。

洗い物が増えると申し訳ないので、ひとつのお皿でてんこ盛る。食べる。うまい。むしろ一緒に盛って正解。お腹パンパン。

結び

ということで、ごちそうさまでした、と。

本記事はただの感想エッセイなので、品目など正確な情報はホームページなどを見てもらえればと。

ロボットの猫ちゃんも見慣れたが(名前をググると、「BellaBot(ベラボット)」ちゃん、という名前らしい)、コロナ前を思い出すと、これも地味にすごい光景だと思う。「ありがとうにゃん!」とか言いながら、普通に爽やかに働いている。これもひとつのシンギュラリティの目撃だと思う(意外と大げさでもなく)。

なお、個人的に、鶏肉はあまり美味しくないと思う。味や柔らかさは全然問題なく美味しいのだが、何せスジが多い気がする(なんかガリガリすることがある)。切り方に問題があるのでは?さらなるブラッシュアップを求む。

※本記事はいち消費者がひさびさのしゃぶ葉に感動して書いたもので、PRでもなんでもありません

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