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【②日目】JALスカイメイト&四国みぎした55フリーきっぷで徳島+高知2泊3日


「おい四国さ行ぐんだで!」


ということで2日目、ホテルなはりからおはようございますってね。

1日目はこちら↓



起きて朝食を食べる。

湯豆腐、焼き鯵?
サラダ(右上の緑皿、もう食った)など。
マグロ節なるものもある。

いやー健康的な朝だ。

しかし考えてみれば小皿が多くて作るのも洗うのも大変そうだわ。
ホテルや旅館の人はようやっとるね

サラダは昨日とおなじく柚子ドレッシングがかかってる。北川村の柚子を使用したやつ。

飲み物もセルフで用意してあって、牛乳やコーヒーなど。地元名産?のゆずジュースがあったのでそれを飲む。

贅沢な朝だ。

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さて、室戸はもう見た、そこから今日一日、特に何をするか決めていなかった。
強いて言えば高知市内観光をするくらい。


とりあえず奈半利駅の時刻表を調べたところ、8時55分発の高知行きがある!

駅までは徒歩15分くらい。ホテルでもう少し休んでもいいけど、次がまた1時間後だし、せっかくなので乗るとする。

国道55号のおにぎり(国道の青標識)。
「みぎした55」の旅!実感!
ごめん・なはり線の各駅にこういったキャラクターの銅像がある。
奈半利駅のキャラクターは「なは りこちゃん」
高架の終点駅


ごめん・なはり線は各駅に駅にちなんだキャラクターがおり、奈半利駅は「なは りこちゃん」という。
もう一方の終点、後免駅の「ごめん えきおくん」とペアで、制服を着た駅員のキャラクターだ。

デザインの感じから見てわかるひともいるかもしれないが、このデザインと安直なネーミングは高知が産んだ大作家、やなせたかし氏が自ら手がけたそうだ。

出発間近。駅の撮影もほどほどに

無人改札
発見!車止め
奈半利駅名物ぶつ切れ高架


鉄印帳のため安芸駅で下車

路線図 いいね
時刻表


下車したならついでに観光するか!ってことで横の直売所でレンタサイクルを借りる。

レジの人に声をかけ、住所などを記入するだけ。

荷物はコインロッカーに預けて(300円)身軽に観光。


しかしレンタサイクル、無料なのはでかい!
タダより高いものは無いZOY!


ギア3段階のチャリンコを漕いでいく。

旅行前の下調べもしていたし、借りてからGoogleマップや観光案内の地図を見ていく場所を決めた。

「岩崎弥太郎生家」と「野良時計」という場所だ。

途中の郵便局で風景印ももらう。

漕いで10分くらいか?
途中に大きなビニールハウス棟があり、大音量で音楽をかけていた。
思わずチャリを止めて聞き入る。

植物や野菜に声をかける、音楽を聴かせるというのは眉唾存在こそ知っていたが、実際初めてみた。

そう考えるなか、頭によぎるのは「麦ふぁ〜」の菓子。ありがとうを100万回聴かせてるとか。
そこまでいくともはや宗教じみているような...

さて曇り空の下、思わず遭遇した異様な光景を後に、なかなか遠かった岩崎弥太郎生家にたどり着く。

案内看板。これが何箇所にも立っている。
主張がすごい
駐車場には岩崎弥太郎像がお出迎え。
床の日本地図にもワケがある
岩崎弥太郎生家跡
門を潜ると茅葺き屋根の家
左奥には立派な蔵が。
石碑には「岩崎弥太郎生誕之地」


岩崎弥太郎というとあの三菱グループ(鉛筆は無関係)を築いた人物だ。高知の片田舎といったら失礼だが、よくもまあここから成長を遂げたものだ。

薩長土肥の藩閥が躍進を遂げる土壌に思いを馳せる。やっぱり海か?海運を握るのはでかいなあ。
思えば住友も別子銅山だし、四国はそういう土壌があるのかな

庭の石組み
石組みを覗く
お、おう...


生家前のでかい銅像といい、金がかかってるなあ。

流石に顕彰がすぎて「お、おう」ってなってまう。

立派な蔵。漆喰に水切り瓦、三菱の紋もある

裏手に回る。しかしでかい家。石造の塀がいい雰囲気。

ひととおり回ったので後にして田舎時計へ向かう。

通りがかりで寄り道。安芸城跡。博物館施設が2つある。

掘れば水が出るのかな


見ようと思ったが博物館がどちらも月曜で休館日。手前の道をうろつくだけで城跡の山道は登らずスルー。


看板のとおり、この辺りが武家屋敷跡だ
あちらを見ても
こちらを見ても垣根が続く。
奥には水切り瓦の蔵もある。

城沿いの道はこんなかんじ。

実はここ、武家屋敷跡だ。


いい雰囲気だ...

塀や垣根で囲われていて、外からは見えないようになっている屋敷地が連なっている。

町割というか道というか、江戸期かな?前近代そのままの空間が残っているのを実感。

垣根の奥のの建物こそ現代的な住宅にはなっているものの、武家地としての空間がそのまま残っているのはポイント高い。

思わぬ歴史風情あふれるスポットを発見して感激だ。


ここから駅方面へ向かうと見えるのが「野良時計」だ。

あそこに野良時計がある
振り返れば鐘が。これもまたイイネ
洋 on 和
明治初期特有のこの感じすき


野良時計というのは明治はじめに、地主の人が作った私設の時計台だ。

写真右側には土佐特有の水切り瓦の蔵もある。この折衷の感じがかっこいいなあ。

外観しか見られないが十分満足感がある。
そろそろ駅へ向かうとする。

通りがかりでいい見た目の郵便局。
風景印があったので回収。

安芸土居郵便局
郵便局沿いもまた雰囲気ある街並みだ。
水路や石橋(コンクリ近代化済)


安芸駅に戻り、土産を物色。宿泊でもらったクーポン券を全ブッパ。

名物の誉羊羹

400円ほどで売ってた誉羊羹を買う。
賞味期限が短かかったが、これは密封されていないため。

砂糖の膜が張る、シャリ感がある羊羹だった。

さてと、ついに高知駅へ!
中心駅へ向かう列車だが1両編成。列とは?

ごめん・なはり線と土讃線は直通して高知まで乗り入れる。何事もなく高知駅着。これでまだ12時半ですか!

朝が早いと1日がなんと長いことか。

普段も早起きすればいいのに。毎度毎度、この絶起野郎が

指がレンズに被ってらあ!
はりまや橋、桂浜方面を見つめる
昼飯。
高知駅高架下の庄屋。
チェーンだがご当地ものが揃ってる。
1780円


飯を食った。

須崎ブランド 乙女鯛の胡麻醤油丼定食。
漬け丼。胡麻により甘めな味わい。
鯛うめえなあ

味噌汁もうまい。胡麻豆腐もうまい。かぼちゃの煮たやつもうまい。漬け物もアクセントになってうまい。

全てがうまい。

僕満足!

観光を再開する。
ということで高知城へ。

はりまや橋。しょっぼ

あ、途中はりまや橋もありました。太鼓橋が渡れます。


まず高知城歴史博物館を見学。
写真も撮れる。

こういうのも残るんだ!すげぇ〜〜


この高知城歴史博物館、本物展示にこだわっていて、レプリカを極力控えてるんだって。
そのかわり頻繁に展示替えをしてるんだけど(この日も見られない部屋があった)、そんなのが気にならないくらい良い展示。

やっぱ重要文書は紙質が良い。
白い、分厚い。
はぇ〜
シンプル!
「宜しく任す 松平土佐守」
これが偏諱ってやつですか。
こういう感じで与えるんだ
皿鉢料理の器。
すごいデザインに魅入る。
高知といったら鰹なんだなあ。
それにしても、このリアル感。目の質感...!


ほら、見てこんなに面白いっしょ?

ぜひとも展示を観てもらいたい。

面白かった。

隣の高知城も行く。

国宝 高知城!(大嘘)
旧国宝の碑文です、と断り書きもあります
板垣退助像。
右下の碑文はあの有名な「板垣死すとも自由は死せず」。
うわっ...
良い...


石垣の年季入った感じ。立派な城だ。

かっけぇ...

天守も登っちゃうぞ〜

凄!漆塗りだってよ!
復元されて、ここ歩けます。高知を一望できます。


感激や...

高知城を後にして、路面電車で数駅先。

龍馬郵便局!
特殊ポスト 龍馬デザイン


ここも風景印。
ここの窓口の人は手慣れていた。今までで初めて。やっぱよく記念押印に来るんだろうね。

17時前も近いがギリセーフ。

この近くには坂本龍馬誕生地の石碑や、

龍馬の生まれたまち記念館

ここにも記念館がある。ここは公営の博物館(的な)施設にしては珍しく、19時まで開館してる。なので遅くまで他の場所を廻っても間に合う!

やっぱアレか?維新志士+龍馬伝パワーか?大河ドラマからいろいろ整備できるのかな?


このあたりは武士も町人も住んでたと。
水道町の名の通り、すぐ横には水路が流れる。
写真を撮ってなかった!( ・`ω・´)ごメンチ


もうホテルにチェックインできるので、高知駅まで戻っていく。

今夜私が泊まるのはホテル港屋。

ビジホやね。朝食付きのプランにした。なんとここも大浴場があります。広い風呂に入れるの良いわー。
ここはサウナもあった。


飯!高知といったら鰹のたたきということで食いにいく。

ひろめ市場。
通路はせまめ。
ライブキッチン。
勢いよく上がる藁焼きの炎、鰹を炙る。
明神丸
鰹のたたき、塩・タレ定食(各5切)1700円
このあたりがフードコートって感じだ。どこも大盛況。


うまい!鰹のたたきは塩で食うのがおすすめらしいね、今度は塩のみで食ってみようかな。

ネギだのニンニクだのも食って、口臭を気にしつつホテルへ戻る。晩酌の酒も買う。

食後の散歩。志士もライトアップ。
桂月超辛口 特別純米酒

ひとっ風呂浴びて、無料のマッサージ機に揉まれた後、晩酌を。

今日は桂月超辛口。
桂月で3種類くらい売ってたけど、変にケチってこれを買う。

🧙‍♀️「うまい!」テ-レッテレ-!

フルーティな感じ。辛口なのでスッと飲める。

桂月、正直買いです。

明日はみぎしたフリーきっぷの区間を外れてスタンプラリーの舞台へ。早起き!


③3日目へ続く

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