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私の着物リメイクの先生はデザインブックを出版されている
ある生徒さんが先生に尋ねた

「先生はタグを付けないのですか?」

先生は付けません

自分自身を売るのは作品そのもので十分 余計な手間暇はかけない
タグ以外にもポケット、襟、ベルト、ボタンなどなし
ミシンで完成させたあとに手作業はしない主義である

私の着物で自分では手に負えない高価なものは先生にゆだねた
一番の逸品は振袖用の帯で能衣装、しかも一度も締めていない


私の帯は写真も残っていないから姉の能衣装帯を載せる 
これは数回締めている

姉の帯は数回締めているので価値が全然かわる
私は京都で手描き友禅の仕事をしていたが自分が着物を着ることに興味がなく成人式にも行っていない
振袖を着たのは高校生で総絞りの振袖はこちらの帯が合っていた


松竹梅が入った縁起の良い帯

その時の写真は ”about me" トップ記事に載せているので見てきてください (*^^)v



と、いうわけで私は能衣装帯に合う振袖を買わずに青春を過ごす

親は姉にも買ったように二枚目の振袖を買ったらその帯を使うつもりだったのだろう

なんとも親不孝な娘である

その分 いま着物をリメイクして祖母の着物まで生き返らせているのだ

一枚でも多くの着物がよみがえりますように...



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