リマインドする者される者

リマインドされる側だった人が、他の人にリマインドする側になっているのを最近みかけて胸が高鳴りました。「おおお、まじか…」と。

リマインドって

私の中で 「リマインド」が仕事ができるかどうかのバロメーターだと思ってたりするんですよね。

そもそもなんでリマインドするかって、忘れてそうと思ってる んですよ。完了を100%信用できてないんです。絶対やってくれると心の底から信じてたらリマインドなんてしません。

一方リマインドされる側はリマインドしてくれることに対して感謝の気持ちはあると思いますが、それ以上に リマインドする側の脳内リソースを割いている というのを忘れちゃいけないと思うのですよね。厳しいこと言うと他人の生産性下げてるんです。
もちろん秘書さんとかは別です。そもそもそれが仕事なのでいいのです。そうじゃない場合の話です。

冒頭のリマインドの件に戻って

その方のマネージャー経由で「Aさん、ここ数ヶ月でめちゃくちゃ成長してるんだよ」と聞いていて「へぇそうなんだ」ぐらいの気持ちだったんですが、そのあと冒頭のリマインドの件があり、同じチームじゃなくて横のチームの私にまで見える形で良い変化が現れてるのがすごい成長だなと。

別に成長したのは「リマインドできること」じゃないんですよ。いろんな成長があってその一つが「他の人へのリマインド」という見えやすい形で漏れてきただけだったりします。

リマインドされる者がする者になったときって仕事のレベルが上がっているんですよね。レベルどころかクラスチェンジしているとかそういう次元に近い成長だと思ってます。

2種類の成長

成長って 年次を重ねて勝手にあがっていくゆるい成長 と、何らかの環境の変化による急激な成長 の2つあると思っています。

後者の急激な成長が起きるのは環境変化で、転職したとき、誰かがいなくなったとき、誰かがやってきたとき、明確に役割が変わったとき、とかそういうパターンが多い気がします。

何らかの環境の変化による急激な成長 に共通する再現性には次の2つはあるなと思っています。

・自分の意思で行動を起こすこと
・裁量をもっていること

誰かに「あれやってこれやって」では急激な成長はおきないです。急激な成長が起きるのは「こうしたい」「こうありたい」という確固たる強い意志を持って動いたとき ではないでしょうか。また、その際にブレーキをかけないように一定の裁量があるのもMUSTだよなぁと思ってます。

おわりに

若くてもめちゃくちゃ優秀な人もいるし、年次重ねているのになんか微妙って人もいますよね。その差って 何らかの環境の変化による急激な成長をなんど経験してきたか ってことなのかなとか、リマインドの件をみて思いました。

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