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あなたはマイナス金利に賛成?反対?

「うーん、そんなこと言われてもマイナス金利自体よくわからない…。けど何となく良くないイメージを持っている」
という人も多いのではないでしょうか。(知らんけど…)

よくわからなくて当然なのです。あまりに専門的で、金融・経済に詳しくなければ議論することすら難しいのではないかと思います。私が「AIの次に来る技術」について語れないのと同じです。


通常、金融政策は日銀が主に金融機関の意見を参考にして決めます。一般企業や国民の金融政策に対する意見はそこまで重視しません。専門的な知識に差があるからです。仕方ありません。

もし、金融機関が得をして国民が損をするような金融政策があったらどうなるでしょう。金融機関は当然賛成しますが、国民はその金融政策を評価できないため何も言えません。何よりその議論の場にいないのです。自然と金融政策は金融機関寄りになります。

金融機関に有利で一般国民に不利なこと。それは金利を高く保つことです。
日本は以前から大規模緩和を導入しなければならないほど景気が悪化していたのですが、ある程度の金利を維持する政策が採用され続けてきました。金融機関への配慮があったのでしょう。しかし、それが長らく国民を苦しめてきました。

その状況に1人敢然と立ち向かったのが日銀の黒田総裁です。
金融機関の意見はよく聞くけれど、常に日本全体のことを考えて最終判断を下す。それがたとえ金融機関を苦しめる決断であっても。
黒田総裁は就任直後に大規模緩和を断行。金融機関から猛反発を受け、それに押されたメディアからも批判が相次ぎました。それでもなお、日本全体の最適化を目指し、さらなる緩和策であるマイナス金利を導入したのです。

黒田総裁の就任以降、景気は大きく回復しました。しかし、国民からはあまり支持されていないようです。やっていることが難しすぎるうえ、未だに批判的な報道が多いためではないかと思います。これだけ結果を残しても感謝されるどころか「何となく反対」され、それでも国民のために奮闘されているのです。

本当に立派な方だと思います。真のヒーローは皆に称賛されないものなのだと思うと同時に、それでもやはり多くの方に知ってもらいたいとも思います。

「金融緩和で得したのは金持ちだけで、貧富の格差が広がった」
「金融機関の収益が悪化すれば景気に悪影響を及ぼす」
「運用利回りが低下してしまい、老後の生活が苦しくなる」

メディアに流れるこのような意見を聞いて、何となくマイナス金利政策や日銀に対してネガティブなイメージをお持ちの方は、ぜひニュートラルまで戻ったうえで、次回をお待ち頂ければ幸いです。

次回、「素晴らしき超低金利」をお楽しみに。


*私の記事は全て公開情報をもとにした私個人の意見や認識等であり、いかなる団体・企業の意見も反映していません。

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