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親の心子知らず

長男が今年の3月で保育園を卒園する。
早いもので4月からはランドセルをかついで小学校か…
私も歳をとるわけです。

毎日の日課はビールとつまみを並べて
子供達の保育園から持って帰ってくる連絡帳を見る事。
1日のほとんどの時間を保育園で過ごすわけだから
その日その日のあった事など
先生方が細かく書いて連絡してくれる。
とてもありがたい事です。

卒園にむけて卒園式までのカウントダウンカレンダーを作ったようだ。
うちの長男は残り8日と言うページらしい。
そのページにはなんとバスケットボールをもった私を書いてくれていた。


いつも遊びに連れてってくれるし
おもちゃも買ってくれるし
ハワイにも2人で行ってくれた
なんでもできるすっごいパパねん



歳をとってなのか

酒を飲んでなのか

泣きそうになった。

私の両親は小学校2年で離婚し
中学3年の時に再婚した。
それまで父親というものを知らず


どの様に遊び


どの様に叱る


そんな事が分からず

私の中のコンプレックスだった。

自分が子供の頃

こんな事をしてくれる父ちゃんがいたらな
あんな所に連れてってくれたら


キャッチボールや一緒にサッカー…
釣りも行きたいし
2人っきりで旅行やキャンプにも行きたい
夜に缶ジュースを買って
ドライブに連れて行って欲しい
カブト虫やクワガタ虫
ホタル取りや貝殻も拾いに行きたい

そんな事を友達が父親といるのを見て
いつもボーッと見ていた







日曜日が嫌いだった

みんな家族で買い物や遊びに行って

弟と私と2人きりになるから









日曜日が嫌いだった

母が朝からバイトに行って

夜9時まで帰ってこなかったから









日曜日が嫌いだった

周りのみんなが








いつも以上に幸せそうに見えるから










我が子にすごいパパねんって

自慢される父親になることができ

本当に感謝しています。

子供にしているのはしているのかもしれない

でも本当は

我が子が昔の自分にリンクして

自分がしてもらいたかった事を

子供にしてあげているだけなんじゃないのかって

保育園の連絡帳を通して

心の奥の

どこか

すっごい暗い部分が

ちょっとだけ

暖かく

ちょっとだけ

ホッコリした感じがした。



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