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消灯時間の進化のかたち

ハイデガーの『存在と時間』(中山元訳、光文社古典新訳文庫)を読んでいる。

前書きがあって、前書きの一部のようなパラグラフが2つあって、ようやく「序論」へとやって来た。手続きが多いんだよなあ。

その目次は、こんなふう。

序論 存在の意味への問いの提示

   第一章 存在の問いの必然性、構造、優位

      第一節 存在への問いを明示的に反復することの必然性

横書きだとこんなふうになるけれど、じっさいの本は縦書きになっている。文字の大きさは「序論」がいちばん大きくて右にある。次が「第一章」で真ん中。「第一節」は3番目の大きさで左にある。
それを眺めていると、人類が類人猿からホモ・サピエンスになっていく、あの〈進化の歩み〉の図のようにも見えてくる。

あ、こじつけかもね。もうすぐ消灯時間だから。

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