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「ミニマリスト」は嫌なことから逃げるためのツール【感想:狭い部屋でスッキリ心地良く暮らす】

物を極力持たずに過ごす「ミニマリスト」という生き方があります。

物欲を消し去って生きている姿は、修行僧を彷彿とさせるものがあります。しかし、それはパッと見たときの部屋の印象だけで決めてしまってはいませんでしょうか?

物を減らす」というのは、逆を言えば「部屋に大事なものだけを残す」ということなのです。

今回は、そんなミニマリストの生き方が垣間見れる本を紹介します。


【感想:狭い部屋でスッキリ心地良く暮らす】

ミニマリストとして活動しているインスタグラマー25人の部屋を紹介した本です。性別は書いてないですが、おそらく全て女性で、部屋の写真とともに工夫やこだわりも紹介しています。

ここで重要なのが、彼女たちには「こだわり」があるということです。

ミニマリストのイメージは、「全く何もない部屋」や「北欧風のスッキリした部屋」というものだと思います。

しかし、ミニマリストというのは、実際はもっと多様なのです。

本書では、本と観葉植物だらけの部屋も紹介されてますし、間接照明を置いている部屋も多数出てきます。


自分にとって大事なものを増やすために、常識的に必要と思われていたテレビやソファをなくしましょうというのが、ミニマリスト的思考なのです。

また、家事の負担を少しでも減らすために、テプラを貼って管理することで、家族の誰でも家事をできる環境を整えています。家電で家事の負担を減らしている人も多いです。



つまり、ミニマリストとは、自分の好きなものに囲まれて、時間にゆとりのある生活をしたい人のための考え方なのです。

少しミニマリストの考えに共感して頂けたのであれば、家の無駄なものを1つ捨てることから始めましょう。広い部屋でゆったりとした生活が待っています。

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