文系が大規模システム開発のディレクションをしはじめた話

【伝えたいこと】

・自分がどんな仕事をしているか
・自分が仕事をする上で頑張ってきたこと


はじめまして。記念すべき1つ目の投稿ということで、自分のことを書いていきます。文章が稚拙なのは許してください。

また最近はもっぱら平日・休み関係なく基本的にお仕事のことを考えているので、仕事の話が中心になるかと思いますがご了承ください。


現在社会人3年目、国公立大学の法学部出身の文系人間です。入社後1年間は BtoCの営業を経験し、2年目より所謂情報システム部配属になりました。

もともと自社内でシステムを内製するような会社ではなく、大規模なシステム開発会社に発注し、ウォーターフォール(※1)手法で開発をする一般的な会社でした。ただ配属後任せていただいたのは、2年以上・40人規模・アジャイル(※2)・5社以上の開発ベンダーとチームを組む開発プロジェクトのディレクションと上流工程(※3)でした。

当然、自社内にシステム開発のノウハウなどあるはずもないですし。文系・営業出身の自分は、「APIってなに?DBって?」というレベルのスタートでした。

そこから1年弱で計10近くの開発プロジェクトのリリースを行い、開発の予算管理・社内決済や、ベンダーコントロール、上流工程の進め方の定型化、開発に関してはエンジニアと議論できるようになりました。当然自分だけで進められている訳ではないですが、どのように進めていくかを自分から会社や上司に提示し進められるようになりました。

今回はこの1年間で本当にここは頑張ったという点を2つ書こうと思います。今までの仕事についてはまた別で書いていきます。

①上司の2倍仕事をすること

上司より仕事ができるようになることを意識しました。長時間非効率に働くことが美徳だと言うつもりは全くありませんが、「カラム」の意味さえ分からない自分が、先輩や上司より仕事ができるようになるためには、まず時間をかけないといけないと思いました。当然仕事の質も意識しましたが、どれだけ意識しようが数年間社会人をしている先輩に質で勝てる訳がありません。この1年は朝は1番に会社に来て、休みも次の週の準備をし、社内で一番仕事をしたと自信をもって言えます。あと当たり前ですが、目標にすべきは先輩や上司だと思います、同期の中で1番になることを目標にしても上司を追い越すことはできません。

②どんな仕事も自分が手をあげること

その時は必死で仕事に取り組んでいただけで、あまり深く考えていた訳ではないです。ただ自分で仕事に責任を持つことで、必死にどうすればよいかを考えますし、本気で知識を必要とするようになります。仕事でよりよいアウトプットを出すにはどうすればよいかだけを考えることで、上司や役員に意見を言うことを嫌に感じたり、知識がないことを恥ずかしがって人に質問できないことがなくなりました。またプロジェクトを進めるに当たって、リアルに課題を感じることができるようになり、本やサイトから得た知識が自分の血肉になることが増えました。どんな小さな仕事でも自分が中心になりやりきることで、上司から色々な仕事を任せてもらえるようになりました。


これから新卒の人や、新しい領域にチャレンジしようと思っている人、システム開発について何から勉強したらいいか分からない人向けに記事を書けたらと思っています。こう言うことが聞きたい!と言うことあればコメントいただければ嬉しいです。

よろしくお願いいたします。ありがとうございます。


※1ウォーターフォール:要件定義、開発、テストを前工程に戻らずに進めることを言います。作るものが明確になりますが、大規模な開発になる場合リリースまでに数年単位でかかることがあるため、ビジネス要件が変わることが多くあります。

※2アジャイル:数週間単位で開発・テストを行っていく開発手法です。リリースまでの期間が短いのが特徴です。ただ全体像の把握や、開発進捗の管理が難しいです。

※3上流工程:社内の各部署とどのような目的・課題があり、どのようなシステムを作るかを合意します。エンジニアメンバーがコーディング(実際に開発作業)に入れる状態にできるように、作るシステムを定義することを言います。

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