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【#箕輪かばん持ち 3週間を過ごして】

2月1日(土)から始まったかばん持ち生活も3週間が過ぎた今、更新の間隔が随分と空いてしまいましたが、気付いたことを色々と書いていきます。


「かばん持ちって何してるの?」

嬉しいことに、最近はどこで誰と会っても“かばん持ち”というポジションに興味を持ってもらえて、この質問を受けることが多いです。

実は、かばん持ちと言っても常に箕輪さんと行動を共にしているわけでも無ければ、物理的にかばんを持っているわけでもありません。基本的に24時間いつでも動ける準備をしておいて、連絡があればすぐに動くというのが現在の動き方です。

「○○を買っておいて」「□□を△△に運んでおいて」といった雑用から、箕輪さんのお仕事に同行させてもらえたりと業務の幅はかなり広くて雑多です。指示が無いと動けない立場でもあるので、何も動きが無い日もあったりします。そのような日が極力無いように自分から質問したり、呼ばれていなくても箕輪編集室のイベント等には勝手について行って、可能な限り箕輪さんの傍にいるようにしています。

多忙を極める箕輪さんと話せる時間は普段あまり無いのですが、先日の岡山や香川での地方講演会などでは一緒に食事をしながらお話をすることが出来ています。最近はあつしと名前で呼んでもらえるようになったのも地味に嬉しかったりします。


そんなかばん持ちの日々は毎日が本当に刺激的ですが、反省の連続です。箕輪さんが普段接する方々はテレビやTwitterで知られた著名人の方も多く、話される内容もステージが違い過ぎて理解できないことだらけ。せめて自分が会話の邪魔にならないよう気を付けているのですが、それでも配慮が足らない場面も多くて箕輪さんから叱責いただく事も多々あります。気疲れで丸一日寝続けてしまったこともありました。

何事も同じだと思いますが、未経験のことや意識してこなかったことを急にやろうとしても上手くいかないものだなぁと最近強く感じています。例えば、飲みの席でお酒の注文や料理を取り分ける程度であれば今までやってきた事なのでそれほど頑張らなくても出来ます。箕輪さんがサウナ好きなのも知っているので、地方に行った際には事前に良さそうなサウナを調べておくなど、先を呼んで動くことが出来ます。

ですが、初めて住む東京での移動や箕輪さんの仕事の進め方など、これまで経験してこなかった事となると途端に先が読めず動けなくなってしまう場面が多々あります。先日もタクシーの手配が上手くできず、「なにボケっとしてんだよ。丸ちゃんはこういう時にパッと動いてくれてたぞ。」と言われてしまいました。

その時の状況に応じて『この先、何が起きそうなのか』『今なにが求められているのか』を瞬時に判断して動けなければ、せっかく箕輪さんの傍にいても意味がありません。

そういう意味で、最近は幻冬舎で働いているきゅーちゃんや箕輪編集室でお世話になっているあっちゃんの動き方がとても勉強になりました。

例えばきゅーちゃんは、箕輪さんの会食が予定していたお店の利用時間を過ぎると判断するや否や、すぐに別のお店を押さえていました。そのおかげで滞りなく会食を進めることが出来ました。箕輪さんが「次の店どうしよう」と余計な心配をする必要がないよう、きゅーちゃんは状況を先読みして動いていましたが、僕はそこまで考えることが出来ませんでした。「こういうのは場数だよ」ときゅーちゃんは言ってくれましたが、まさにその通りだなと。今はとにかく場数を増やし、想像力を働かせて様々な状況判断を経験する時期なのだと思います。

あっちゃんは、先日のハイサイ沖縄合宿で急遽箕輪さんが『島人ぬ宝』を歌うことになり、歌詞が分からなくて困っていた箕輪さんに対して咄嗟に歌詞を調べて差し出していました。

本当であれば僕がすべき事なのに、そこでも僕は動けませんでした。あっちゃんはみの編中部チームでサブリーダーとしてチームを支えてもらっていた時もそうでしたが、いつも困っている時にサッと助け舟を出してくれます。あっちゃんのような人になりたいなぁと今回も強く感じました。


それから、この3週間で改めて学んだことは“他者への想像力(相手目線)”です。箕輪編集室では頻繁に出てくる言葉ですが、箕輪さんの傍にいるとその重要性を今まで以上に感じるようになりました。先日も、相手目線が欠けている仕事に対してこのようなツイートがありました。

『どうしたら相手の役に立てるか? 相手に喜んでもらえるか?』というシンプルで答えの無い問いに対し、自分がいかに想像力を働かせて動けるか。箕輪さんはコミュニケーションの中でその想像力を無意識的に働かせているように見えるのですが、今の僕は意識的にやっていてもそれが的外れだったり、出来ていない場面ばかりです。

この“他者への想像力”“先を読んで動く力”はどちらも意識と経験で鍛えられるものだと思います。今の自分はトレーニングだと思って、意識のアンテナを常に張って集中していこうと思います。


最後にもう一つ。これも当たり前ですが、箕輪さんの体力にも驚かされました。朝早くから夜遅くまで動き続けて全国を飛び回る箕輪さんの生活を僕も疑似体験していますが、新幹線や飛行機の移動だけでも想像以上に疲れを感じてしまっています。しっかり睡眠をとって、筋トレやサウナで身体を整え、心身の健康維持にも気を付けていきます。


まもなく2月も終わろうとしています。これまでの人生では味わったことのなかったような日々の連続で苦労もありますが、この生活を心から楽しめているので引き続き頑張っていきます。

今日も読んでくださりありがとうございました!


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