君の美しい言葉 vol.14
私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。
もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。
すっかりご無沙汰になってしまい申し訳ありませんでした。
あなたがここにいたら
個人的にそんな好きな曲ではないのだが、(本間さんのバラード節ですぎ、アレンジがいきものがかりのありがとう_old感ある、いやマジで似てるのでこの2曲聞き比べてください)歌詞はやっぱり良い。
Aメロ、文章じゃなくて単語?だけで言葉を紡いでいるのにめちゃくちゃ情景伝わるの。よくやってるけど晴一マジックだと思う
冬の公園 夜のバス停 校庭 帰り道
あの流行語 残った花火 海岸 回り道
旅立ちの朝 新たな暮らし 出会い 戸惑い
電車のホーム 大人びた友 変わる 変わらない
あとここも好きですね。
町の景色も移る季節もあなたの背景だったのに
景色と季節が背景だったっていう表現めっちゃ好きです。
この曲タイアップがついていた映画の影響で、「疾風(かぜ)」がよく登場するのだが、
日々に終わりなどあるとは知らずにいたよ
それは吹き抜けた疾風
町 花 空 人 どこかにあなたを探す かげろう 疾風がさらう夢
ちゃんと疾風が吹き抜けてるんですよね‥‥。見えます私には。。
オニオンスープ
あまり好きな日本語はないのですが、
ずーっとオニオンスープが評判のリストランテの風景を書いていて、へー、ほーん、ふーんっておもってたけど
ラスサビの前に
胸いっぱいで店のドアをくぐりぬける頃には
二人でくるはずだったことなんて忘れていた
で、曲の印象がガラッと変わるのがさすがやってくれるなと思う。もちろん全編描写も丁寧。
痛い立ち位置
ちゃんと読めばわかるけど、女性目線・男性目線・第三者語りが入り混じってる文章構成的に好きな曲だったりする。
好きな日本語というか韻の踏み方が好きなので紹介。
2番サビは単純に「口」という漢字で韻を踏んでいるが、まぁこれは超ライトめな踏み方
だがラスサビ
微妙(bimyou)
窮状(kyuuzyou)
以上(izyou)
炎上(enzyou)
と突然ラッパーみたいな踏み方(you縛り)をしてくる。
そのせいなのか、ラスサビの盛り上がり方が異常