君の美しい言葉 vol.17

私は新藤晴一から紡がれる美しい言葉たちが好きだ。

もちろん、「はっ」とさせられたり、「確かにな、私も頑張ろう」などのメッセージがある言葉も沢山もらっているのだが、ただ単にこの日本語美しいなという言葉も沢山もらっているわけで、今回は私が好きな晴一さんの日本語を一部紹介する。

お久しぶりです。
月曜日の武道館で人生最大に前の席を引いてしまったので、久しぶりに更新します。(そんなことなくても更新せえ、1年ぶりだぞ)
でも順番的に今回のライブツアーの表題アルバム「暁」とは全然関係ない曲になってしまってます。
ご了承ください。


今宵、月が見えずとも
太宰を手に屋上に上がってこの世を憂い、空に唾吐いたら自分にかかったっていう・・・歌詞の内容は「ダサすぎるだろこいつ」なのですが、日本語のパワーとMVの晴一さんパワーでめちゃくちゃかっこいいこと言ってんじゃねぇかって思わせられてる曲です。

こびりついた虚勢と見栄とが

1番は1発で「旅人気取りでいたいくせに」に特に違和感も何も思わずなんですけど、2番のここの語呂がめっちゃ良くて思わず二度見する。

いやにもなるさ 自分自身 その正体

この曲全体的にみてこの主人公が言うには「いやそこまで言わなくてもお前ww」ってなりますけど、この日本語の汎用性すごすぎて、幾度のキャラクターのMADで良い感じに使われたことか。


この胸を、愛を射よ
昭仁さんのオールナイトニッポンで最終回に弾き語りで聴いたのが、この曲をちゃんと聴いた最初でした。
もし恋人ができたら絶対プロポーズ前にこの曲歌うわ。
要するに「こういう時はこうしてあげるよ、だから一生一緒にいてくれやー俺についてこいやー」ソングなんだけど、え、和歌ですかこれは?

白と黒の世界に 時のない過去に
手足を掴まれたまま動けないでいる

相手めっちゃ暗い過去あるやんどうしたんって心配になるけど、ここの歌詞何度も何度も口づさむレベルで日本語が好き

どんな時も僕の声がする方へ歩いてくればいい
いつだって君のほんの少しになろう

「僕の声がする方へ」とか、「ほんの少し」っていう表現めっちゃ好きだな。


小規模な敗北
いつかライブで見たいくらいには好きな曲です。
「小規模」な敗北っていうタイトルも好きですが
「じりりじりりと」という言葉、普通は歌詞というよりは文学で使われそうな日本語ですよね。これを歌詞にぶち込んでくるのが新藤晴一なんですよね。

焼け野原を冷ます雨が落ちて 青春の日が生焼けのままで

ここなんか好きです。


邪険にしないで
いやこれは日本語が好きというか、「備後弁」が可愛くて好きです。「うもおにいえやぁえんじゃけど」の時点で可愛すぎる。
個人的にTARGETツアーでやった地方限定方言バージョンも全部聞きたいものです。


瞳の奥をのぞかせて
歌詞の内容は「いやーアデルティー!」なんですけどそんなことよりも日本語とMVが好きすぎ曲。
この曲の日本語全部好きです。

空のワイングラスの横で私の目覚めを待っているのは
千切られた紙切れに並んだ青いインクで書かれた美しい文字

ここの部分どんだけ写経したことか

もうこのままだと全部歌詞載せることになりそうなくらい日本語が好きです。
口づさみかつ全部写経したくなる最強曲。




ここら辺の曲遡ってたらTARGETのライブDVDみたくなりますね