見出し画像

明日のナナメの夕暮れ

今日、5月に生配信された明日のたりないふたりの追加映像込みライブビューイングに行ってきた。

私は、これしか予定がないのに、外出るのもなんだなぁと思って、その前に行けそうなお笑いライブはないのか調べた。が、なくて、仕方なく、最近体調不良(主に頭痛と腰痛)が続いていたので、病院に行った。
内科に行ったのだが、「これは…安易に頭痛薬出して良いのか分からないので、脳神経外科行ってください」と言われてしまった。
脳神経外科と聞いて若干こわって思ってしまったが、紹介された病院のホームページにはしっかり「頭痛・腰痛の人、気軽に来てください」と書いてあったので、あまり気負いすることもないのかなと思って、そのまま映画館に向かった。

とはいえすごく時間があったから、途中で本屋さんふらっと本屋さんに立ち寄った。暇な時は本屋に立ち寄るに限る。
そこで思い出した。「そういえば、ナナメの夕暮れ文庫出たんだよな…買お」と思って、若林さんが書いたエッセイ「ナナメの夕暮れ」の文庫本を買った。若林さんの本は、文庫本が出るたびに、追加でエッセイを書き足すことが多く、私はその度に購入してるので、全冊ハードカバーと文庫本を持っているので、今回も既読済みの本を購入した。

とはいえまだ時間があったので、喫茶店でナナメの夕暮れの、追加されたあとがきだけを読んだ。
そのあとがきの中の若林さんは、たりないふたりを解散した後の、若林さんだった。
明日のたりないふたり後、若林さんは今日のライブビューイングにもガッツリ映像として残っていたのだが、まぁ、過呼吸でぶっ倒れてしまった。その時の話はもちろんラジオでも聞いていたのだが、事細かな詳細な病院での話が書いてあった。
その話がこのあとがきの大部分を締めているせいで、あとがき全体の内容がほぼたりふたの話だった。

そのせいで、だいぶ仕上がった状態で、映画館に向かい、そのまま「明日のたりないふたり」を見てしまった。

5月の感想でも言ったかもしれないが、とにかく「疲れた」に尽きるショーだった。
まぁ「明日のたりないふたり」自体の感想は当時散々書いたので、ここで改めて書かないけど。
山里さん若林さんにはもちろんだけど、Creepy Nutsの熱量も半端なくて、
あれ生で見てたら熱量に負けてこっちもぶっ倒れてたんじゃないかなって、配信でよかったーってなんか今になっても思う。Creepy Nuts以外のみんな同じ条件っていうのが良いよね。生で見た人と配信で見た人ってやっぱりどうしても壁ができてしまいガチなのだが、無観客生配信にした結果、みんなで同じ時間を共有したんだという感じが凄い。

今回の特別版で追加されていたのは、ライブ前の楽屋映像と、Creepy Nuts視点での映像、そしてライブ後の映像。そして最後……11/26公園での打ち上げ漫才。(久々に「おっぱいぼよよん乳首どっかん」聞いてちょっと泣きそうになった)
若林さんがぶっ倒れた映像、もちろんはけた後にぶっ倒れたので映像としては流れることはなかったが、マイクだけが入っていて「あ、ダメだ…酸素………(プシュー)」みたいな声、もう言ってたように、へなへなと倒れたんだなという感じだった。そして倒れてる中で「ありがとね」と3人に言ってる感じ、そりゃ「あ、こいつ死んだ」って思われるわ。松永さんだけ今生の別れみたいな顔しとったぞおい。

ライビュが終わり、5分間の写真撮影タイムに入ったが、私は席が壁隣だったこともあり、写真撮影タイムが終わるまで座っていた。少しでもよくなっていて欲しいと願った頭痛も腰痛もまだまだ健在で、ふらふらと映画館を出た。そのまま帰ってしまおうかと思ったのだが。「そうだ、タリーズに行こう」と思った。
タリーズでコーヒーとパスタを食べながら、この文章を打っている。
自分もうかうか死んでられないから早く病院行ってみてもらおうと思った。
もう明日にでも。