メイクラブのために欠かせない前戯について。前戯というのは、本番前の戯れであろうか。
どうも、こちら系統の投稿が続いている。まぁいい。

何故前戯が大事なのか。分離感をなくし信頼関係をつくる必要があるからだ。
何故そんなことが必要なのか。肉体で生きてる僕らはどうしても分離感を持ってしまっているのだ。分離感。自分と相手は違うという感覚だ。当たり前の感覚だ。その分離感を取り除く行為が前戯なのである。

僕の仕事のマッサージでも全く同じだ。というより、そちらが僕にはメインであるが…。

買い物にしても、大切なことだ。いきなり、コレ買いませんか？と言われたって買わない。店員さんと仲良くなると買おうかなという気も起こるのだ。

その信頼関係（目に見えないつながり）を強くするのが前戯なのである。本番前の戯れなのである。そして、実はこの本番前の戯れが楽しかったりする。山頂は最高だが、その過程も味わい深いのだ。

人の感覚には、自分と周りを区別する判別性感覚と一体を感じる原始感覚がある。

好きな人の手を握る感覚をイメージして欲しい。まず、手と手が触れる。完全に分離感覚であろう。自分と相手は違う個体である。その後だ、じんわりと響いてくるものがある。それが原始感覚である。判別性が薄まり原始感覚。つまり命の響きが聞こえだす。
そこには、自分と相手との区別はなく繋がり感がある。その感覚だ。この感覚を徹底的に強くしていくのが前戯なのである。

自分を気持ち良くする。相手を気持ちよくする。というのはとても大切なことだ。それがないと始まらない。しかし、それは始まりなのだ。
相手に触れ、触れられていくうちに自分が、相手が、というよりも、自然と手や体が動いていくのだ。相手と一体になっていくと、実はそれは、二人だけのことではなく周りとの融合でもある。風や水が流れるようにその場に溶け込んでいくのだ。自然に一体化していくのだ。

こうしよう、あーしようという、我の思いはなく、相手の思いが自分の思いとなり、川が滞りなく流れるように、体が動いていく。

夜の営み。一日の疲れ、滞りをとることが出来るのだ。だから、疲れている時、しんどい時こそやるべき事なのだ。精気を養うのだ。前戯は、2人で出来る最高のマッサージなのだ。
穴に棒をいれて擦る。そんなことが本番ではない。本当の姿は、全て繋がっていて、愛そのものである。そのことに気づく行為。メイクラブ。

実際は難しいよ？！笑
でも、理想に現実を近づけるのだ！！それがこの肉体を与えられた僕らの使命。
みんなで愛を実現しようではないか。

#メイクラブ
#前戯