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#2 ベルリンでデモに参加したら概念がひっくり返った

私は先週の金曜日、ベルリンで初めて「デモ」となるものに参加した。

「グローバル気候マーチ」、いわゆる「 #Fridaysforfuture 」。


結論から言うと、「デモの概念がひっくり返った」、です。笑本当にこれに尽きる。さて今日はなぜ私がこんなにもショックを受けたのかについて書きます~

(「えなにそのデモ」って人はこの記事を読んでね。)


〇どんな雰囲気だったの?

みなさんは「デモ」って聞くとどう感じますか?

あんまり近づきたくない、とか思う人もいるかもしれません。が、まずはコチラの動画をご覧ください!

最初にこの光景を見た私: 「な、なんだこれ…!!!!!」

すごいんですよ、もう熱気が。大人も子供もみーんな参加して、思い思いにプラカードを作り、それを高らかに掲げる姿。「私たちの地球は今守らないと!」とみんなが叫んでいる姿。もう熱量が半端なくて。絶対に日本では見れない光景。ブランデンブルク門の前だからか、その光景は一層胸を熱くさせるものがあった。

ブランデンブルク門の前に大きなステージがあり、いろんな人が訴えたり、参加者としていたアーティストが歌を歌ったり。

いやもはやフェス…

ちなみに今回のこのデモには約8万人が参加したそうです。私の知り合いの社会人の方も仕事を休んでこのデモに参加していました。

一方同じデモでも、東京は2800人。やはりこの問題への関心度の違い・そもそも日本人のデモやストに対するイメージについて考えてしまいますよね。


小さい子供の参加率が驚異的に高い

そもそも日本だとデモってあまりポジティブな印象を持たれないのが現状ですよね。私自身も実際そうで、「ベルリンだから人もいっぱいいるだろうし、行ってみよう」と思ったから今回の参加を決断したというのはあります。

けど実際行ってみたらベルリンはその遥か先を行っていた。

なんと小さな子供たちがめちゃ参加してるのである。いやうそーん!

子供たちがそれぞれプラカードを書いてそれを掲げてるの。お母さんの自転車の後ろに乗りながらの子もいたり。ええ~~~かわいいかよ。

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でも私は疑問に思ったんですよね、「この子達が環境問題に興味を持った原体験って何だろう」と。親に吹き込まれてなのかな。

後日語学講座の先生に、気候デモに関するプレゼンのあと質問したらこれまた私に衝撃的な答えが返ってきた。

「え?もちろん幼稚園教育や親の教育に決まってるじゃない!」

え~~~~~私幼稚園の時環境問題について自分事で考えたことなんてなかったよ~~~~ただブロック積んで遊ぶことしかしてなかったよ先生。。。

幼稚園でそういうことについて学ぶ機会があったり、あとは親の教育が影響しているそうです。例えば「なぜ私たちはごみを分けて捨てる必要があるか」、日ごろから教えたり。わ~私も親になったらそういう教育したい。ていうかその幼稚園教育生で見たい。見に行くわ。

〇日本人は本当に環境のことを考えているのか

さてさてこんな感じで衝撃受けっぱなしのデモ参加でしたが、ベルリン来てから私の環境への意識も変わった気がします。例えば。

・ベルリンへ来てからプラスチックバッグを一回も使用してない。買い物はエコバッグか紙袋。

・ペットボトルも瓶も缶も基本デポジット。リサイクル~

・そもそもペットボトルをあまり買わないで基本水筒。

・月経カップを使うようになった。

・プラスチックのもの、使い捨てのものを使うことへの躊躇・罪悪感が生まれた

まあ最後のやつは単純に環境のため、が100%の理由ではないですが、明らかに「自分事」として環境保護について考え始めることができてるのかな?と感じます。まあドイツ人からしたらまだまだなんだろうけど。


日本でも少しずつ環境保護への活動は進んでるし、グレタさんの名やいろんな環境問題は取り上げられ始めています。でも、結局日本にいた時の私は本当に自分事として環境問題を考え、アクションを起こしていたかといわれるとそうではないと思います。それはもしかしたらほかの日本人にも言えてることなのかな?と思ってしまいます。


グレタさんの国連での演説も色々な意見が噴出していますが、その前にまずは自分の身の回りの生活から変えていかない?と思ったHarunaでした。

コンビニとスーパーのプラスチック袋は断ってこうぜ


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