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またどこかで

大好きな漫画の作者の方がこの世を旅立たれました。


小学生の頃に砂時計という作品に出会い、漫画を読み、映画とドラマを見ました。
中学生の頃に『いつか私も島根へ行きたい!杏ちゃんたちと同じ景色を見たい!』と思いました。
専門学生の頃に島根旅を計画しましたが、旅費が高くついてしまい諦めました。
そして社会人3年目の秋、ようやく島根旅決行。
(2019年秋)



あ〜これが杏ちゃんと大悟たちが過ごした場所だ。
本当に漫画と一緒だ…この落ち着く空間はなんだ…と感動し、サンドミュージアム内にある椅子に座ってしばらく余韻に浸っていました。


杏ちゃんの宝物の砂時計も購入して琴ヶ浜へ。
杏ちゃんと大悟の大切な場所。
鳴き砂って本当にあるんだ…って。


杏ちゃんたちが過ごした場所、見てきた場所を自分の目で見ることができてとても嬉しくて。お母さんにたくさん写真送って余韻からしばらく抜け出せなくて。


漫画の7,8巻は大人になった今、改めて読むと共感できる部分、味方になってくれる言葉が多くて。好きな言葉も好きなシーンも本当にたくさんあって。読み返すたびにいつも泣いていて。



大人になってセクシー田中さんというドラマに出会って、原作者見たら芦原先生で。漫画も並行して読み始めたけど、やっぱり芦原先生の作品が好きだなと思って。

砂時計は学生から社会人に時系列が進んでいき、自分も学生から大人になっていく過程だったから一緒に成長していき、
セクシー田中さんはOLのお話しで、自分は社会人のタイミングで出会ったのと自分が抱えている悩みをテーマにしていたり共感することが多くて。


ドラマのセクシー田中さんを見終わったあとのタイミングで、芦原先生のSNSを見て、実写化するにあたりそんなことがあったと知りました。

そんなことがあってのすぐの出来事で本当に悲しくて…




芦原先生が生み出してくださった主人公たちの言葉にもたくさん助けていただきました。

大悟、杏ちゃんを助けてくれてありがとう。

病院でおばあちゃんが杏ちゃんに言う
『しゃんとせえ!一人じゃないけん…!』
の言葉が私の心にも響いていつも泣いてしまいます。


どうか、どうか、またどこかで。
素敵な作品をありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします




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