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最近の若者のトレンド 〜 24時間共有社会がやってくる 〜

はじめまして。
WHITE Inc.の サービスデザイナーのいとうはるなです。

最近、友人から中高生の話を聞いたり、周りの20代の友達の様子を見たり、改めて自分の行動を振り返ってみたりして、驚くことがあったので、最近の若者のトレンドとして発信してみようかなと思い、記事を書くことにしました。

最近の若者といいつつ、私も24歳で最近の若者の一員であることをご了承の上、お手柔らかに読んでいただけたらと思います。

実際に起っている変化


■位置情報共有アプリZenlyの流行
家族/彼氏/友達と、スマートフォンのGPS情報をリアルタイムに共有するアプリ。誰がいつどこにいるかがわかるアプリ。
注目すべきは、Foursquareのようにチェックインするのではなく、リアルタイムに誰がいつどこにいるかがわかるということ。
「◯◯さん、ずっと家にいるなぁ!」とかがわかる。
流行ってるらしいのですが、私は怖くてまだだやったことがありません。。

※画像は https://medium.com/@yukamasuda/zenly-180d07eb1be0 より引用


■LINE → Instagram
中高生はもうLINEを見ないらしい。
「大事なことはインスタのDMで連絡して!」というスタンス。
理由は、インスタストーリーでコミュニケーションをとっているからそのまま文字情報もDMでやりとりするから、LINEはメッセージがたまりすぎて読めないから、らしい。


■ Instagram Live で友達とのパーティなどの私生活を配信
Youtuberやインスタグラマーだけじゃなく普通の大学生や社会人も、Instagramで友達との飲み会やパーティーの様子を発信。


■遊んでる時に自撮り棒で撮影し続ける
インスタ映えするスポットで写真や動画を撮影するのはなく、自撮り棒をもって街や公園をただ歩く様子常時撮影。その動画をそのまま友達とシェアしたり、編集して共有したりするらしい。


■lonely
同じ時間に同時にアプリを起動してる人と、ランダムで電話がつながるアプリ。誰かと話したいと思った瞬間に、探す手間なく誰かと話せるのがポイント。


私もよく使ってます。寝る前に1時間くらい誰かと雑談してから寝たり。
話す内容は、年齢とか趣味とか仕事の話とか、他愛もないことです。


■超長電話
友達とLINEでグループ通話をしながらテスト勉強をするなど、話す目的ではなく自分が作業しているときに一緒に作業するようになっているようです。


■リモート同棲
カップルが一日中、寝てる間でもLINE通話をつなぎ続けて同棲している感覚を擬似的に味わう体験。

昔ちょっとやってみたのですが、うーん。。。?

■通信技術の発達による動画送信ハードルの低下
手軽にスマホで、長時間の動画をアップロードしたり、ライブ配信することが可能に。


これから起こりそうなこと


■いつでも誰かと繋がっていないと、情報摂取していないと、しんどい
スマホが無いと不安なスマホ依存状態。
実は、私も結構この状態です。
常に情報を摂取していないと、何かにおいていかれるような強迫観念を感じています。。

■コミュニケーションがどんどん薄くなっていき、孤独感が増す
コミュニケーションの比重がリアルからネットに寄ってきています。
インターネットを通してコミュニケーションの機会や量自体は増えているけど、リアルよりネットのほうが情報量(表情、匂い、空気感など)が薄いため、コミュニケーションが質的に希薄になり、結果としてコミュニケーションの不足感を感じ、常に誰かとつながっているのに、誰とも繋がっていないような孤独感を感じるようになるのではないでしょうか。
また、常に誰かとつながっているのが当たり前になるので、繋がっていない瞬間は孤独を感じるようになる、つまり孤独を感じる機会が増えるのではないでしょうか。

■24時間動画配信し続けるアプリが流行る
自分の生活を24時間配信し続けるアプリが流行りそうだな、と思っています。エマ・ワトソン主演の映画『ザ・サークル』のような未来が訪れそう。。

■生活の二極化
みんなに見せたい派手な生活と、地味な生活が二極化。自分のためじゃなくて、誰かのために生きるように。

■その他
・自己肯定感、自己認識能力の低下
・自分一人で何かを決めたり、行動することが苦手になる
・自分の感情に自身が持てなくなる
・集団心理の激化


まとめ

最近の潮流として、InstagramやTwitterなどのSNSの流行から、私生活を発信し共有する社会になってきていることは、みんな知っていることだと思います。

私は、私生活の一部を共有するだけにとどまらず
これからは、24時間すべての時間を映像や位置情報を共有する
"24時間共有社会" がやってくる
のでは?と考えています。

24時間だれかと共有しているけど、コミュニケーションの閾値を超えないから満たされない感じがして、孤独感が一層強くなっていくのでは?と思います。

私自身も上記のようなスマホ依存状態なので、自戒を込めて記事にしてみました。必ずしも悪い面だけではないと思いますが、上手にインターネットと付き合っていきたいなと思います。

最近は、
ご飯を食べるときは、スマホやパソコンを触らないというルールを決めたり本を読んだり絵を書いたりすることでスマホ断ちを練習中です!笑

もしかしたら、全然ピンとこないかもしれないし、的外れかもしれないのですが、一最近の若者として、最近このようなことを考えてることが伝われば良いなぁと思って記事にしてみました。

おわりです。

追記

わんどさん(https://note.mu/w125)がわかりやすく画像でまとめてくださったので、感想とともに追記します^^

今までは、ネットって同じ趣味の人と繋がれるっていうオタクや、情報を集めたい意識高い系のためのツールだったのが、これからは自分の周りの人と合わせて生きるのが私のすべて!っていうまったりした人たちに寄っていく

そして、その自分の周囲の人(リアルの友達)しかフォローしていない人は、友達がイイねしたした情報が流れてきたり、フォロワーの多くが見ているニュースを見たり、自分の周りの人が興味を持っている情報に接触するようになると話してました!

そして、能動的に情報を摂取するというよりは、受動的にタイムラインに流れるものを見るようになっていく。たとえば、ニュースサイトを見るのではなく、タイムラインに自然に上がってくるなど...。

また、情報の発信方法も、写真を撮って加工してSNSに上げるといった主体的な共有、24時間ずっと動画を取り続けている/取られ続けているといった自動的にに共有されるサービスが流行っていくのではないか、と話していて、もうすぐ自動追従して撮影してSNSで配信し続けてくれるドローンとかでてくるのかな〜と楽しみにしています。

おわりです。


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