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新規事業のアイデア発想からPoCまでを実施してみての振り返り

こんにちは! WHITE Inc. の伊東です😊
先日、取り組んでいた新規事業創出プロジェクトが一段落したため、プロジェクトの振り返りmtgを行いました!

新規事業は、とにかく『Do and Learn !!』
仮設を立てて、実行してみて、振り返って学ぶ。その学びを元に新たな仮設を立てて実行してみる。その仮説検証の繰り返しだと思います。

そんな中で、「振り返り」は、かなり大きな位置を占めているのかな、と思ったのでWHITEのプロジェクト振り返り会の内容や、その方法などを一部ご紹介したく、筆を取りました。

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※写真はイメージです。
※今回ご紹介する振り返り手法は、あくまでのWHITE の中での私の個人的な方法です。

1. 振り返りmtgのワークフロー

私は、一般的な振り返りの手法である
「KEEP(やってよかったこと)」
「PROBLEM(よくなかったこと)」
「TRY(改善策)」

の洗い出しの手法をつかって振り返りをしています。

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打ち合わせの前に、各個人でプロジェクト全体のスケジュールを見ながら良かったっことや悪かったこと、それらの改善策を付箋に書いて洗い出していきます。思いつく限り出します。

その付箋を、振り返りmtgに持ち寄り、模造紙やホワイトボードにみんなでマッピングをしていきます。マッピングと同時に、種類が近いもので大まかなグルーピングも行います。


その際に、
横軸は 「KEEP」「PROBLEM」「TRY」
縦軸は 自分のプロジェクトに応じて合っているもの を設定します。

今回のプロジェクトでは
縦軸は「クライアントとの関係性」「進行管理」「その他」としました。

スクリーンショット 2019-10-02 22.49.45


さて、
ホワイトボードに、マッピングし終えたら、チームメンバーみんなで付箋に書かれた要素を抽象化しながらよりよいTRY(改善策)を考えていきます。

例えば、こんな感じです。

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みんなで考えることで、課題の本質的(根本的)な原因を捉えることができますし、一人では思いつかなかったような解決策を出すことができます☆


今回の振り返りmtgでは、上記の例の他に、

■(K)稼働の予実管理ができていたが、(P)入力が大変だったので、(T)入力が簡単な稼働管理表のフォーマットを作成する。

■(P)プロジェクトのゴールイメージが 途中で変化してしまったので、その変化をなるべく早く捉えるために、(T)プロジェクトゴールの言葉の精度の向上と、クライアントMTG毎でのしっかりした確認を怠らない。

■(P)作業時間がタイトだったため、(T)クライアントmtgのすぐ後その日の内にタスク確認やフィードバックの社内mtgを行う

■(K)プレゼンの資料はしっかり作るが、(P)プレゼンテーションでの話し方が下手なので、(T)資料作成だけではなく事前に喋りの練習もする

などがあげられました。


2.プロジェクトの振り返りをすることのメリット

私は、上記ような方法でプロジェクトの区切りで振り返りmtgを行っています。「振り返り」って案件の進捗ではないので、立ち止まっているように見えてしまって、なぁなぁにされてしまいがちです。でも、「振り返り」って実はメリットがたくさんあると思います!

■成功も失敗も、次のプロジェクトに繋げられる
良かったことも、悪かったことも、振り返ることで、やりっぱなしではなく次に繋げることができます。デザイナーのスキルはどうしても属人的になりがちです。しかし、振り返りはそんなデザイナーの属人的なスキルを言語化して、社内外の他のチームにも共有するいいきっかけになると思います。

■新しい挑戦を、学びに出来る
1つ目と重なりますが、振り返りmtgは、個人的に挑戦していたことに、フィードバックを貰える良い機会になります。たとえば今回のプロジェクトでいうと、時間単位で稼働管理表をつけたり、プロジェクトキックオフ懇親会を開いたりしました。それについて、良かったよとか悪かったよとか、こうするともっと良くなるんじゃない?とか、フィードバックをもらうことができました。挑戦したことが成功でも失敗でも、それが社内に認知されて、良くも悪くも評価されることが大事だなぁとおもいます。評価によって、挑戦を学びにすることができます!!

■良かったところをフィードバックできるので、チームワークが強くなる。振り返りmtgで、「KEEP(よかったこと)」を洗い出すことで、チームメンバー同士がお互いの得意な領域を認識し合うことができます。それによってお互いに尊敬し合えるし、所属感が高まるし、それが個人の自信につながるし、自信がつくとパフォーマンスが向上するし、いいことづくめです!! 褒め合う文化、めっちゃ大事だとおもいます。
今回の振り返りでも、「Kさんはクライアント全員の意見を積極的に聞いていてよかった。」「Oさんは機材管理が完璧だった」「良いチームだった」などなどポジティブなフィードバックがたくさんありました。

振り返りmtg、めっちゃ良い!!大事!!!!


3.振り返りmtgの、個人的な課題

振り返りmtgの個人的な課題は、プロジェクトの半ばで振り返りするのがいいんだろうなと思いつつも、なかなか中盤で振り返りmtgを実施することができないことです。。
いいタイミングや、いいきっかけや、いいワークフローがあるといいなぁとおもいます。難しい。。。

おすすめの方法があったら、ぜひ教えて下さい!
挑戦してみたいです!


さて、長くなってしまいましたが、
ここまで読んでくださってありがとうございました!

このnoteが、すこしでも誰かの気付きになればいいな、とおもいます。



ぜひ、KEEP/PROBLEM/TRY、プロジェクトに応じた縦軸を使って、楽しく振り返りmtgをしてみてください♪

きっと、新しい学びがあると思います。

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