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選択的専業主婦でおまっせ2_逃げ恥

私はいま専業主婦をしています。
私の全細胞が専業主婦然としています。

会社を辞めたら、太陽がキラキラしてきれいだなと思った。目覚めてからの時間が大好きになった。自分の、自分による、自分のための1日が始まる実感がある。

もちろん最初からそんなんだったわけではない。仕事人間から一線を退いた当初はまぁ〜疲れ果てていた。幼稚園のお迎えまではリビングでぐったりと寝そべって、録りためた『逃げ恥』の再放送をいっき見し心を癒した日々。平匡さんがみくりちゃんに提示する労働条件をガン見して「ああ、これこそホワイトだなあ。人として筋が通っているなぁ」なんて思ったものである。

22歳から36歳まで会社員だったところからまさに離脱したという感覚だった私に「逃げるは恥だが役に立つ」というハンガリーのことわざも異常に刺さったのだった。

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入れ替わった細胞がまた、私を駆り立てる。今、大事だと思うものを大事にせよと。
会社を辞めてからもう一人子どもが生まれたのは特に感慨深かった。理由は不明だが私はなかなか妊娠しづらかったため、自由になった日中の時間に病院に足繁く通うことができ、不妊治療が実を結んだ。

その子が熱を出したから今日は、家でずっとゆっくり過ごした。お昼は消化の良いうどんにした。ゆかりご飯も追加で食べてた。ごきげんで食欲もある、うん、大丈夫そうだ。子を揺り椅子でゆらゆら寝かしながら、noteを書いている。目の前で長女が宿題の計算カードをしているのを片耳で聞きながら。10-6は3!じゃねぇだろ。

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