いわゆる飽食の時代を迎えまして、私どもは飢餓感や飢えというものに縁遠くなったような気がするんですね。それがいいことなのか悪いことなのか

おはようございます。暖かくなりましたね。3月26日、春の訪れとともに心身は活動的になり、それに比例してお腹がすくようになった。冬場はね、寒い寒いで食欲よりもそっちの方に注意が行きがちなんですが、暖かくなって心身に余裕が出てくると空腹感を感じるようになりました。ものがない時代は空腹感ということが日常的であったと思うんですが、いわゆる飽食の時代を迎えまして、私どもは飢餓感や飢えというものに縁遠くなったような気がするんですね。それがいいことなのか悪いことなのか。今日、休憩時間にスナック菓子を食べる人がいます。私はあまり食べないんですが、スナック菓子を食べる人は機械的に食べているように見える時があるんですね。食べ物を味わうというよりも機械的に口の中に放り込んでいる。そこには空腹を満たすとか味を味わうとか、そのような行いではなくてですね、何度も繰り返すようですが、機械的に体内に収めている。クレーンゲームのクレーンのようにスナック菓子を掴んで次から次へと口の中に放り込んでいるように見える時があって私、少々慄然といたしました。
 スナック菓子というものは不必要なものではないかと思うんですよ。空腹感が満たされていて、そのうえに購入され消費されるものだと思うんですね。つまり、基礎的な食材、ご飯やおかず、味噌汁というものはですね、面白みがないんですよ。エンタテインメントがないんですね。そのエンタテインメント性を満たすためにスナック菓子がある。だからスナック菓子というものは食べ物という形を借りたエンタテインメントなのではないかと。娯楽の一種なのではないかと私は思ったりするんですけど、皆さんはどう思われますか?
スナック菓子がなくても生きていけます。ファストフードもなくても生きていけます。大切なのは正規の食事、基礎的な食材を規則正しく摂取することだったはずですよ。

まあ、スナック菓子があるということ、市場で流通しているということ、それを作る会社が倒産しないということはスナック菓子が支持されていることであり、それは取りも直さず基礎的な食材がおおかた行き渡っているということですから、それはそれで歓迎しなければならないことかもしれませんね。
 だけどね、スナック菓子やソフトドリンクはあまり摂らない方がいいと思うんです。そういう財力があるならば米と味噌を買いましょう。さようなら

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