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「自分がある場所で働いていて、その職場に自宅から一直線の道路がつながっていて、ほぼ毎日、その直線の道路を往復するような生活だったら耐えられないな」

私の友人の言葉が今でも記憶に残っている。ま、たしかにそうですね。ある場所からある場所に移動する時、直線の経路があれば、最短距離ですので、それほど効率がいいことはない。しかし、そこをほぼ毎日往復することになると、想像しただけでコワくなりますね。耐えられないっすよ。というのは、人は変化がなければ、どんどんどんどん萎縮していくような気がするんですね。
道に関してある話を聞いたことがありまして、自動車が普及する以前、徒歩メインで人が移動していた時代の道というものは、真っ直ぐではないっていうんですよ。曲がりくねっていると。
元々、人間は真っ直ぐ歩ける生き物ではないのかもしれない、二足歩行ですから。四足歩行に比べて不安定である。それに、景色を見たり、一休みしたりもしますんで、真っ直ぐ歩くのには適さないかもしれない。
古い地図を見ると、主要な街道でさえ真っ直ぐではなく曲がりくねっている。起伏のある土地を移動する際、疲労を軽減するという観点から、地面の高低差を避けて迂回する。そのために、地図上では大きく湾曲した経路になる、てことっすね。
だけど、迂回しすぎたら目的地が遠くなる。だから、疲労が耐えられる程度の最小の迂回経路が見つけられ、そこを多くの人が通ることによって、最適な道が成立する。

香港で、雨の中、平和的なデモがあり、参加者が150万人以上。香港の人口の2割強です。香港住民の5人に1人が参加したことになる。
ヴィクトリア公園に集合することが当初の予定であり、公園内の集会は許可されたが、予想以上に参加者が集まり、一部が道路上にあふれ、道路上をデモ行進した。道路上のデモは違法だったが、大きな混乱はなかったようだ。
雨の中、香港住民の5人に1人が抗議活動に参加した。もはや、自由を守る動きは香港の民意ですわ。抗議の内容は行政長官の辞任、過剰な取締りへの批判などです。

ストリートというものはたんなる道路ではないような気がします。そこは、たくさんの人が集まる場所だ。人の出会いと別れがあり、モノや情報が集まる場所。いつもストリートから何かが始まる。もし、その何かが終わったら、ストリートはもはやストリートではなくなる。



あいつ、どうしてるかなあ。友達関係って、けっきょく何かを与え合う関係だと思うんですが、私は友人たちに何を与えたんだろう?今日の投稿は以上でございます。戦車はいらない。ありがとう

#COMEMO #NIKKEI

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