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ただいま投稿中

おはようございます!ちょっと投稿が遅れましたけど。昨日から、なんか風が生暖かい感じがして、これは雨が降るなと思ったら、今朝から雨の音がして、やはり雨が降った。窓の外から聞こえてくる雨の音。あれも一つの時計でしょうか?

あなたが一つの選択を迫られたと仮定して下さい。その選択とは:窓のない部屋に住むか、壁のない部屋に住むか、どちらか選べ。さあ~困りましたね。窓のない部屋。横も下も上も壁なんですよ。そんな部屋を与えられたとしたら、そこに住みますか?10分間なら、そこにいてもいい。しかしね、窓がない部屋ってのはどうなんでしょう、辛くなると思うんですよ。
同じように、壁のない部屋を与えられた場合、どうしますか?壁がない=プライバシーがない。風が吹いて来る、砂埃が入ってくる。そういう部屋に、あなた住んでもいいよ、と。いやいや、住めないことはないけど、そこでは何もできないんじゃないか?暑かったり寒かったり、とにかく生活が丸見えなんですよ。24時間カッコつけてらんないし。それも辛いだろうなと思うんですね。窓のない部屋or壁のない部屋。このチョイスがヤバイ。

しかし、私たちは両方を経験している。つまり、生まれる前、母胎にいる時、私たちは窓のない世界の住人であった。暗かったか明るかったかの記憶はないんですが、窓のない閉じた空間で私たちは1年足らず生きてきたはずです。その頃は、まだ寂しいとか辛いとかいう感情がなかったので、まあこんなもんかと過ごしてきたと思うんです。
しかし、窓のない部屋が辛いだろうなあと思う感情は、胎児のころの閉塞感が記憶に残っているからかもしんないですね。
さあ、あなたは生まれました。オギャー!母胎から出たあなたは、もはや壁のない世界の住人になった。誰もあなたを守らない。自分で自分を守るしかないし、あなたの行動は周囲が逐一見ている。生まれた後のあなたは、遮るもののない、壁のない世界に入ってきたんですよ。
ですから、私たちは窓のない部屋と壁のない部屋の両方を経験済みです。

香港で拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案をめぐり、香港政府内で棚上げ論が浮上。街頭での反対運動の激しさを考慮し、「このような状況で条例案の審議を続けるのは困難である」と行政会議トップが語った。政府はこれを受けて審議のタイミングを、まあ、変わらんと思うけど、そういう意見が出たんですね。
ご存知のように、香港は一国二制度です。中国の支配を受けつつ、中国以外の国とも自由な貿易を続け、独自の文化を形成しています。今はどうか知りませんが、香港人は名前を二つ持ち、一つは漢字、一つはアルファベット。まあ、そこで生まれた以上それが当たり前になるんでしょうが、やはり、世界から見れば、特異な制度であるとみるべきではないでしょうか。
一国二制度の利点は、両制度のいいとこどりができるところ。欠点は、両方の悪い部分が集約されるというところでしょうか。歴史的には、香港返還から20年余り。そして、今なお、これに納得できない若者たちが抗議の声をあげているということなんですね。

人は生まれる土地を選べない。生まれた土地でがんばるしかないんですが、生まれた文化を疑いだす時もあるわけで、視野が広がれば、自分たちの育った文化を客観的に見つめることができるようになる。その時に、なんかヘンじゃね?と感じるわけですね。それは文化のみに限らない。家庭や親子関係、兄弟姉妹関係もそうですね。自分の環境を見つめ直す。そして、別な環境を実現したいとか、このままでいいや、とか考えちゃうわけですよ。


安い部屋に住んでるとね、外の物音がうるさくって、それで眠りを妨げられたりするんです。だけど、見方を変えれば、あれは目覚まし時計であると。朝早く、上の部屋の物音で目が覚めても、それはそれでいいじゃないすか、起きれたんだから。もし、騒音のない静かな部屋だったら、あなたは昼過ぎまで寝ていたでしょ!そう考えてがんばろうよ、ねっ。今日の投稿は以上でございます。ありがとう

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