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持病について①~色覚異常~

今回は自分も患っている色覚異常について書いていこうと思います。

色覚異常とは

色覚異常は遺伝子異常が原因で起こる先天性のものと加齢などで起こる後天性のものがあります。
ここでは主に先天性の色覚異常について書いていきます。
先天性の色覚異常は男性の約5%ら女性の約0.2%で見られます。
男性に多く見られる原因は色覚に関する遺伝子が性染色体のX染色体にあるためです。
ここでは、遺伝についての細かいことは省略させていただきます。
色覚異常は色を感じる細胞が3種類あるのですがそれが1から3種類欠如することで起きます。
3種類欠如している方は全く色が分からないということになります。
色覚異常にはかなり個人差があり、自分もかなり軽い色覚異常であり、今まで色覚異常と感じたことは殆どないです。
ごく稀に、色の使い方によって文字が見にくく感じることがあるくらいです。
ただ、運転免許を取るときのスクリーニング検査では引っ掛かりました。

色覚異常はどうやって分かる?

1992年生まれより前の世代では小学校で色覚異常のスクリーニング検査を行ったそうです。
なので1992年より前に生まれた人の多くは自覚していると思います。
1992年以降に生まれた人は色覚異常を自覚していない人が多いそうです。
2016年以降に小学校でのスクリーニング検査が希望者のみで再開されたそうです。

色覚異常は治せる?

色覚異常は最初にお話しした通り、遺伝子異常による病気です。
そのため今のところ治ることはありません。
だからこそ自分が色覚異常であることを自覚することが大切だと思っています。
自分の判別できない色を知ることであらかじめ対策が出来たり、注意して作業することが出来るからです。
世の中の色が青や赤や黄色が使われることが多いですが、普通の人が見分けやすいからであって色覚異常の人には1番判別しにくい色で構成されています。

最後に

色覚異常の自覚がない人は今見えている世界が普通だと思っています。
それが良い悪いではありません。
そういう人がいるという事実を知っていただきたいです。
また、普段の生活で他の人と違うように見えている感覚を持ったことがある方は一度検査をしてみるのも良いと思います。
自分にはどの色が見えないとか通常と違う色に見えるかを知るだけでも生活がしやすくなるかもしれません。

色覚異常については以上となります。ではまた次回♪

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