スピリチュアルの効果がすぐに無くても「守られている」。 ポジティブな変化でも人はストレスを感じるものだから。
2020年6月6日満月の日に更新しました。
素敵な変化や流れが来ない?
月に祈ったり、気(氣)を引き締めて願掛けをしたり、セッションを受けたりしたけど、
「効果が分からない」
「良いことも起きないし、気分も晴れない」
「むしろ不調・・・」
そんな時もあると思います。
それでも大丈夫。一旦立ち止まるチャンスです。
特に不調な人ほど、急激な好転を求めてどうか焦らないでくださいね。
鬱っぽい方が躁転しそうなときなども、無理は禁物です。
浮き沈みを上手に創作活動に活かす芸術家さんもいますが、実はかなり消耗しながら活動していて、余裕がなくなりイライラしたりダウンされたりする方もいらっしゃいます。
私のように、自分のペースで活動した方が心地よく歩んでいける人も存在します。
スピリチュアルに関して言えば、ヒーラー・セラピスト、師匠などのペースに合わせなくても大丈夫なのです☆
ポジティブな変化でも人はストレスを感じる
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、人はポジティブな変化が起こった際も、ストレスを感じてしまいます。
有名なのは、「ライフイベント・ストレスチェック」。大阪樟蔭女子大学の夏目誠さんたちのグループが、日本で行った調査です。
それによると、結婚、妊娠のように大きなおめでたいことから、収入増加、自分の昇進・昇格といった実に嬉しいことまで、つらい出来事が起きたときと同様に比較的高いストレスを感じるとのこと。
中でも注目したいのは「自己の習慣の変化」。
これはなんと「レクリエーションが減った」という項目とほぼ同じくらいのストレス値でした。(レクリエーションとは、気晴らし・娯楽・余暇・レジャーなどのこと)
スピリチュアルや自己啓発等で、自らの習慣がよりよく変化したり、願いが叶い始めたりしたとき、心身にはこれまでとは異なる負荷が掛かるでしょう。
もちろん、「乗りに乗って寝る間も惜しい」なんてこともあるかもしれませんが、タフではない人には睡眠不足も心配です。
意外なところに嬉しい効果
「ポジティブな変化でもストレスは発生する」。それを意識しておくだけでも、嬉しい効果があります。
■スピリチュアルや自己啓発等ですぐに効果がなくても、それは安全運転! 大きなストレスなく移行期間を過ごしているとも考えられます。気付くことができるとラッキーです。
■合わない手法をやめることもできます。自己流を生み出すことも。誰もがヒーラー・セラピストと同じことを言いだしたらチョッピリ怖いですね(^^ゞ
■自分が一旦願ったことに対し、キャンセルや変更をすることもできます。
■応援している相手(パートナー、親、子供、クライアント様など)の変化・成長などがゆっくりでも大丈夫と気付きやすくなります。
そしてポジティブな変化によりストレスが発生してしまった際でも、
■ストレスを味方にすると、レジリエンス(回復力、しなやかに適応する力)が高まる(→ケリー・マクゴニガル先生の本が有名)。
といった嬉しい効果もあります。
無理の度合いは選ぼう
願いを叶えにゆくとき、特に若者やバイタリティのある人であれば、多少無茶してでも一気に駆け上がるという成功パターンも多いものです。
しかし、
無理をしないほうが上手く行く人
既に沢山無理をしている人
自分のためだけに無理する訳に行かない人(お母さんなど)
「無理をしない」のもお仕事という人(療養中など)
本当に人それぞれです。
スピリチュアルの効果はゆっくりでも大丈夫!
効果は、スピードでも量でもなく「質」が素敵かもしれません。
人と比べず、無理する度合いも自分で選択していい。
今はもう、そんな時代ですよ♪
※当記事のコメント欄はお休みをいただいています。
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