見出し画像

(何をしてもつらいときに)心の翳りに、11の簡易的なプロテクションとカタルシス

2022年8月、一部加筆修正しました。

この強い風は、雲さえも吹き飛ばしてゆくから

暗雲が垂れ込める。ザザーッと、まるで木枯らしのような風が木々を揺らす。

もう春だというのに、昨夜は晩秋を思わせるエネルギーが頭上を通り越して行った。

前回のような記事を書いたから、今まさに悩んでいる人の声にならない声を、ただただ感じているのだと思う。

今日もどこかで紳士淑女の涙と希望が入り混じる。(希望なんて持つから落とされる?いや、でも・・・)

おつらいのですね。だけど、どうか悲嘆にくれないでください。この強い風は、雲さえも強く吹き飛ばしてゆくから。ほら、どんどん雲が流れてゆくのが見えるでしょう。

暗闇の中、あなたの目が光る。

顔をあげると、少し先行く仲間が「あなたなら乗り越えられる」と目をそらさずに言う。

彼女たちはお金の為にしか動かない金の亡者でもなければ、巧みにコントロールして搾取する支配者でもない。

自分自身が、鮮やかな苦しみから逃れることも出来ず、地球上にあるままで生きていく回路を拓き、幸せを掴んだ先輩たちだ。

美しき淑女、なぜ己を呪う必要があろう?

あの子は確かに美しく聡明だ。そう、私よりずっと。

念のために言っておくけれど、私たちはファッションモデルのオーディションのように厳しい審美眼を自らに向ける必要はない。

それなのにあの子は「自分が嫌い、何もかも嫌だ」と言って泣いている。ねえそれ本気なの?ちょっと待って、あの子で駄目なら、私はどうなるの。

「そんなに自分の肉体が嫌いなら私と交換して頂戴。私ならもっと上手に幸せになってみせるわ!」なんて意地悪に思う。半ば本気だ。それだけあの子が素敵だってこと。

あなたが自分自身を嫌うのは、愛する人から何かネガティヴなことを言われたからだろうか。

それとも、「何も言われなかったから」だろうか。愛してるよとか可愛いねとか結婚しようとかいつもありがとうとか。

或いは、

「親からも愛されなかった私が愛されるはずがない」とか

「親以外から愛されたことがない」とか

「私は自分が望むようには美しくない」とか

「最初から恵まれているあの子とはスタートラインが違う」とか

色々おありかもしれない。

ただ、そういった想いにフォーカスすると、それにどんどんエネルギーを与えてしまう。自分から生まれた思考や感情なのに、化け物のように自分を呑み込んでしまうのだ。

そうなるまえに、自分の身を守ろう。

あまりお金をかけない、11の簡易的なプロテクションとカタルシス

例えば朝目が覚めた瞬間、気分が最悪で、

「今日も素敵な1日になります」と宣言してもなお、雲が晴れないようなときは、意識的にプロテクションをしてみる。自分を守るのだ。

心の中でも物質的な面でも、「バリア機能」を意識するのがコツ。

私が行って効果があったものを11個、挙げてみた。

1.その日、できれば肌触りのよい衣類を身に纏う。下着の色は、白がよいようだ。

2.首に何か巻く。マフラー、ストールなど。包まれているのを意識的する。「私は守られている」と。

3.貼るホッカイロを腰や背中に貼り、ハーブティーやミネラルウォーター、スウィッチェルなどを飲んで巡りをよくする。(カイロは直には貼らない、熱くなったら剥がす。)暑い時期はお腹を冷やさないようにしながらも、無糖炭酸水に非加熱無糖のリンゴ酢を入れたものをさっぱりと味わう。

4-1.デスクワーク中心の場合・・・動的なアプローチ。肩甲骨をほぐす。1時間に1回は歩く。(お手洗いでも、資料を取りに行くのでもなんでもいいので。)

4-2.立ち仕事中心の場合・・・静的なアプローチ。帰宅後、ベッドに横になって感情をただ流して蒸発させてゆく。

5.要らないものを少しだけ捨てる

6.爪の手入れ、眉の手入れを「厄が落ちるなぁ。スッキリするなぁ。」と思いながら行う。

7.歯磨きを、細かく丁寧に(ゴシゴシせず、1本1本)、「厄が落ちるなぁ。気持ちよいなぁ。」と思いながら行う。

8.保湿を大切に。美容液は沢山は要らない。化粧水、乳液、クリームが重要。ハンドケア、かかとの保湿も忘れない。保護膜を張るようなつもりで。

9.新鮮な野菜や果物を食べ、ビタミンシャワーを浴びているのを感じる。良質のたんぱく質(卵、魚、適度な豚肉・鶏肉、大豆製品)を摂り、細胞が日々生まれ変わるのを感じる。

10.太陽の光を味方にする。太陽からエネルギーをチャージしているとイメージする。(日焼けには注意。)
雨の日は「カタルシス」。浄化と言えばありきたりだけど、あえて悲しい気分をロマンチック味わうのもあり。(ただし、そのとき人にラインをしないこと。)

11.近所の神社にお参りに行く。出来れば1回ではなく何回か。その際、お賽銭は1円玉か5円玉。特に弱って何かを盲信したくなるタイプの方は敢えて試して欲しい。(※スピリチュアル依存にならない練習。普段のおまいり、お礼参りにはお財布と相談してちょうどいい金額を)

あくまで私が行っていることなので、もっとあなたに合うようにアレンジするとよいだろう。
なお、日常に支障があるほどの心身の不調は通院をお勧めしている。これは私自身も気をつけていることだ。

***

さぁ、これから本格的な春がやってまいります。ある意味そこからは、晩秋や極寒の頃の厳しい淋しさとは、しばしの間おさらばなのです。

3月21日の春分まであと10日。それまでに、悲しみ終えておきましょうか・・・。

旧年中はサポートを誠にありがとうございました。2023年もマガジンをセッション並みにご活用いただけるよう工夫しています。なお、フォロワー様限定のサポート企画も毎月密かに継続しています。詳細は固定記事をご覧ください。あなた様にも沢山の幸運が循環しますように✨✨