EV 走らせながら充電や水素燃料電池トラック導入などのニュースの感想。

日本通運、水素燃料電池トラック導入 23年末までに20台。今回のトラックは、小型の2.95トン車で1回10分の充塡で走行できる距離は260キロメートル。260キロメートルというのは、名古屋と東京は直線距離にしておよそ260キロ離れているので、それくらいの距離である。この距離を1回10分の充塡で走行できるのは評価できる。ただ、課題としては水素の充塡設備が比較的多い湾岸エリアを中心に限定されることだ。なお、通常のガソリンスタンドの建設費が7~8千万円と言われ、水素ステーションの建設費は現在5~6億円と言われている(参照:FCVにおける共同開発 ② 非コスト価値への訴求 ○ 既に)。さらに補助金を使用しても事業者は約1億5000万円が必要になるようだ(参照:【独自】小型の水素ステーション整備、政府の補助金対象に…都市部でも設置しやすく)。またまだ課題はあるが、日本でもトラック走行のためのエネルギー手段の1つとして普及することを期待したい。

“EV 走らせながら充電” 初の公道上での実証実験 千葉 柏。この記事から見えてくる本質的な要点は、まず技術の革新と社会への影響。この技術は電気自動車(EV)に関連していますが、その背後には磁力と電磁誘導の原理があります。これは単なるEVにとどまらず、電動化、持続可能なエネルギー供給、インフラストラクチャーの進化など、広範な分野に影響を与える可能性があることを示唆している。ただし、競争が激化しており、海外では既に「走行中充電」技術の開発が進んでいる。日本が国際的な標準を確立し、競争に参加し続ける必要があることは認識されている。国内外の連携と協力が今後ますます重要になると考える。そして公道上での実験の重要性。公道での実験は、理論だけでなく実際の状況での適用を検証する重要なステップ。道路管理者や行政との連携が必要であり、この実験を通じて得られるデータは将来の展望に貴重な情報を提供する。

住友ゴム、ガス管事業から撤退 2025年3月末までに完全事業撤退へ。この記事を読んで気になったのは、50年間にわたりガス管の生産・販売を行なってきたが、現在はオール電化住宅などキッチンまわりの電化が拡大したこと、さらにエアコンなど暖房設備の性能向上によりガス利用の減少に伴い、家庭用ガス管の国内市場は縮小していること。だが、疑問に感じているのがガス管は老朽化するということ。新しいものに交換する際は住友ゴム以外にもガス管事業を行っている会社はあるが、ガス管を扱える者は世代交代などが行われている可能性がある。その際、保安や工事などはどこが?誰が?行うのか疑問に感じた。そしてお金はどうするのかも気になるところだ。


よろしければ執筆費用をサポートお願いします!助けてください。