伝統産業「輪島塗」の疑問と消費ビジネス

齋藤経産相「輪島塗」業界団体と面談 復興支援の考え伝える。輪島塗は、伝統産業で地域経済に欠かせない産業なのは理解できるが、そもそも輪島塗を生産した後の出荷は輸出はどうなっているのか?と疑問になった。少なくとも私は日常で輪島塗の製造品を目にする機会はほとんどない。

上記の記事では、経産省工業統計によると石川県内でも輪島塗の製造品出荷額は2002年は約220億円だったのが2020年には143億円と大幅に減少していると書かれており、また伝統工芸品の購入経験があるのは30〜50代が中心とある。今いる世代で輪島塗を終わらせるわけにはいかないのであれば、伝統工芸品を購入する層などを増やさせなければいけないし、場合によっては海外にも積極的にアピールしなければ、製造品出荷額は上がらないだろう。また、美術館やギャラリーに飾ってもらうにも場所と空間には限りがあると考えているし、「消費」として輪島塗の製造品を見なければいけないと考える。伝統産業と言えどもビジネスであることにかわりはなくいかに売るかに専念する必要がある。

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