コバルト不要のリチウムイオン電池や値上げ食品販売大幅減などのニュースの感想

値上げ食品は販売大幅減 キャノーラ油4割減 小麦粉4割減 食品値上げに消費追いつかず。キャノーラ油が4割以上と最大の落ち込みだったけど、サラダ油は割安感などの影響で、販売数量が9割ほど伸びているのは面白い。食用油は、キャノーラ油やサラダ油、オリーブオイルなどあるが、世の中に1種類しか食用油がなかったら、需要の価格弾力性が小さい商品だと考える。他に割安感がある食用油があるとそこへ流れてしまうが「食用油」という括りでは料理するなら必要である。他で代用はききにくい。

日野自動車、トヨタと共同開発の燃料電池トラックを公開。この記事を読んで考えるのは、スウェーデンのAktiebolaget Volvo(ABボルボ)が開発している燃料電池大型トラックは、航続距離はディーゼルトラック並みの最大1000kmで補給時間は15分未満で、今回のトヨタと共同開発の燃料電池トラックよりも航続距離が長かったりする(参考:ABボルボ、燃料電池大型トラックの走行試験を開始)が、日本での燃料電池トラックの開発は始まって間もないので改良されることを期待したい。

東京大学、コバルト不要の超高エネルギー密度リチウムイオン電池を開発。この記事を読んで考えるのは、この新しいリチウムイオン電池技術は、コバルトを使用せずに高エネルギー密度を実現するため、電池技術の持続可能性に対する大きな前進であること。コバルトの希少性や人権侵害の問題がある中で、これは環境への負荷を軽減し、電動車や再生可能エネルギーの普及に大いに貢献できる可能性がある。また既存の製造ラインを活用できるという点は、この新技術の導入を迅速かつ効率的に行える利点である。これは新たな研究室や施設を構築する必要がないことを示唆し、市場での実用化を促進する可能性がある。最後にコバルトの使用を減らすことで、環境への負荷や人権侵害の問題が軽減されるが、これは国際的な協力と環境規制についての議論を呼び起こす可能性がある。国際的な規制の強化や持続可能な資源管理に向けた努力が必要となると考える。

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