私の本業はマッサージ師です。
これはマッサージ師あるある！！
なのかな？？的なお話です。

毎日何人ものお客様が来店され、施術させていただいています。
その中で、たまに、とてもどんよりしたオーラを纏ったお客様が来店されることがあります。表情も暗くとてもお疲れのご様子。
パッと見た瞬間に「うわっ」と思い「このお客様を施術するの嫌だな」と正直思うのですが、お断りできる訳もなく、「こちらへどうぞ」とベッドまでご案内して施術開始！！

施術していると、そこまで凝りが酷いわけでもなく施術的にはそんなにしんどいと思うお客様ではないのですが、なぜか感じる疲労感(汗)
施術が終わると、お客様の表情は少し明るくなり少しスッキリされたご様子。
お客様から「だいぶ楽になりました」と言われ「それなら良かったです」と返し、お会計を済ませお客様は帰られました。

その後です。
とんでもない疲労感が私を襲ってきました！！
本当に立っていられないくらい！！
しばらく椅子に座り込み、なんとか回復をはかりましたが、なかなか疲れが抜けませんでした。

その日は、そのお客様が最後のお客様だったので、しばらく休憩したあと家に帰りました。
家に帰った後もなかなか疲労感が抜けなかったので、お風呂の中で身体を塩で洗い、湯船にお湯をはり塩を入れてユックリ浸かりました。
そうしたら、気持ちの問題なのかも知れませんが、凄く疲れがとれました。

マッサージをすると相手の悪い気や疲れを吸ってしまうと聞いたことがありますが、まさにその通りの事が自分におきました。
この経験を通してマッサージって本当に相手を癒す効果があるんだなと実感することができました。
それを行ってる自分はほんの少しでも誰かの役にたてているのかな？？

そんな不思議な体験話でした。

今回はちょい怖話じゃなかったですね～。