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【本音】売れっ子占い師として活躍してた時のリアル葛藤と現実


もう約12年前の話なので
当時の本音話をしようと思う。

駆け出しの頃都内で有名な
某占い館に所属をしていて

新店舗でのオープニングキャスト
占い師としてデビューしました⭐︎

結果、デビューして3ヶ月弱で
リピートのお客様や新規のお客様を
掴む事が出来たので

そこから退店するまで
占い館の売れっ子占い師として
活躍しておりました。

占い師になるまでは
美容業界でエステやマッサージの
仕事をしていて

営業や接客が好きで得意だったので

最初はカウンセラーに
なりたかったんですが

当時いろいろ調べていくと
カウンセラーよりも

占い師の方が正直
手っ取り早く売れるかもと
思ったので占いの道に入りましたw

占い業界の事を当時は
何も知らない状態でとりあえず
占いを学ぶという事と

学びながらそのまま
ストレートに業界に飛び込んだので

駆け出しの頃は
今だから言えますが
占術師としてはアマチュアの素人同然ですw


それでも売れる自信はあって
接客スキルと会話、傾聴スキルと
度胸と愛嬌はあると思ってたので(笑)

単純な私は運も味方して
比較的苦労もなくすぐ軌道に乗った
タイプだなと自覚してますw

占い館に入って数ヶ月占い師をして
衝撃だったのは

もう、言っちゃいますが...

「お客様の質」と「占い師の質」に
衝撃を受けたのを覚えてます...

あくまでもこれは私の主観と経験から
思ってしまった本音なのと辞めたから
言える事ですが...


占い師の時に私のお客様の質が
普通から良くなっていったのは
1年目以降です。

駆け出しから1年弱は
本音を言うと、

「お金を払ってもらっても見たくない
占いジプシー化した病んだ人々」だらけ...

そういう方達の味方になるのが
占い館の占い師でしょ?と思う方も
多いとは思いますが

占いを受けたら余計、プラスに
ならないとわかってる人に対して

占いという抽象度が高い誤魔化し鑑定を
するのもどうなのか?という気持ちが

正直、私は強かったです。

今の占い業界はわかりませんが...

他業種からきた私が接した事が
ないほどの病んだお客様も多かったんです。

ストレートに言っちゃうと
占い館で占い受ける前に

専門的なカウンセリングや病院の診断や
主治医をつけた方がいい人...

そういう方を筆頭に太客にして
占い師は売れていく側面が当時は
特に強かったと思います。


そして、業界の占い師の質...
私が1番疑問に感じたのは

(占いの基本は開運アドバイスとするならば
なぜ、運が強そうな占い師が少ないのか?)


ぶっちゃけ、占い師という同業者に
素直に感じた印象です。

バカにしているのではなく
占い師は占いだけ勉強すれば済む職業では
ないと思ってます。

経験値が問われますし、人としての
自分の魅力も磨いていかないと
いけない立場だと思うからです。

当時の私から見ると
占いの勉強ばかりの人の方が圧倒的に
多かったと思います。

それが地味にびっくりした事です。


占い館の相談の8割は恋愛相談が
ほとんどです。

私が強かった案件の1つであり
売れだしたきっかけ案件も恋愛相談を
主にしてましたしね。

恋愛相談する側からしたら

「恋愛が得意そう」とか「男性心理が強そう」とか

占い師自身にそういう頼りがいや
運の強さや良さ、経験値がありそうとか...

そういう面を感じとれる占い師の先生が
とても少なかったと思います。

デビューした頃の私の業界に対しての
率直な印象と闇を感じながらの
スタートでした。

今思うと
占い業界に限った事ではなく

どんな業界だって陰陽があり
矛盾もたくさんあるし

世の中自体がそうなんですが(笑)


当時の若い私からすると
新鮮でもあり疑問も沢山出てきたけれど

だからこそ、
学びも多くて、そういう意味で
魅了もされたし、
夢中に一生懸命自分なりに色々な事を
沢山考えながら占い師できたんだと
思いますけどね^ ^


そういう環境だったからこそ
そう感じたからこそ...

いつも自問自答していたのは

(どんな占い師を目指せば貢献できるか?)を
鑑定が終わり寝る前にいつも
ノートに分析を記していました。

そうしないと、自分のマインドが
ブレそうな気がして、そうしてました。

私がはじめての鑑定で
お客様に勇気を振り絞った事がありました。

相談内容が

「僕は神に選ばれた人間なので
いかに自分が特別な人間か?
昨日も夜中の3時に天皇◯下様の生き霊が
やってきて、君は特別だよと言われました!

蓮水先生は今、この占い館で
人気の先生ですよね?だったら
わかりますよね?(´ー`)」と...

内心、絶句でキャパオーバーでした...

でもおそらく正解の鑑定は

「そうですね!凄いですね!
スターのカードが出てます!やばい!
相当、お力がありますね...)などの

歪んだウソ鑑定が現場では
正解なんですよね。

もしくはニコニコしながら
誤魔化しながら話を聞くとかね?

でも私はいろんな意味で
未熟者だったので、なんかその目の前の
お客様が心配になってしまったんです。


数秒葛藤した末に

「お気持ちはわかりますが一度
専門カウンセラーか、専門医に
行った方がいいですよ、ごめんなさい

私は貴方様のお力にはなれませんし
私は何も特別な占い師じゃないので

お役に立てません」と
お伝えしてしまったんですよねw

今でも覚えてますが

その時に言われた一言は

「インチキ占い師じゃん、力ないのに
占い師やってんじゃねーよ」と

言われましたね...。

でも気持ちは清々しかったので
誤魔化した鑑定しなくて良かったと

個人的には後悔してません。

それをきっかけに
占いを真っ直ぐ自分らしく鑑定しようと

キャパ以上の事はしないで
自分に合ったお客様とだけ向き合って
行こうと思えたきっかけになった
お客様だったので

感謝してます、私は(笑)


占い師デビューの頃は
いろいろな自分なりの苦労と葛藤が
ありました。

今日はその一部のエピソードと
入ったばかりの頃の業界の本音を

少し、書いてみましたw


今は時代も変わりいろいろな活躍方法が
あるのでしょうが

占い師になりたい人や現役の人などに
読んでもらえたらいいなーと
思っての記事です☆

参考になるか謎ですがw

少しずつまた記したいと思います^ ^


蓮水(はすみ)



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