ハチと作物

世界の食料の9割を占める100種類の作物種のうち、7割はハチが受粉を媒介している!

ミツバチがいなくなったら、これだけの野菜や果物が棚から消えてしまう恐れがあらんです。

養蜂家4700人を対象としたメリーランド大学による年次調査では、アメリカの養蜂家が管理するハチのコロニーは、2010年から毎年平均37.8%ずつ消滅している。
特に昨年はそれよりも悪化した。

ハチがいなければ朝のコーヒーも飲めなくなる、あるいは非常に高価なものにならだろう。

ハチによる受粉は農作物の品質も向上させる。ブルキナファソで行われた研究では、ハチによっ受粉した綿花と胡麻は、自家受粉のものよりも、品質と生産性が平均62%高いことがわかった。

欧州委員会による研究でも、ハチにより受粉されたイチゴは、風媒あるいは自家受粉のものよりも、重く、赤く、身も詰まっており、変形したものも少ないことが明らかになった。

ハチを失うことは、あなたの着たいコットンの服を失うことを意味するかもしれない。
綿には1ヘクタールあたり8つミツバチのコロニーが必要。

食卓がトウモロコシと麦と米だけになったらどんなに寂しい食卓になるだろうか。。