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0001_痴漢冤罪対策バイブル by note_「すみません」が仇になる

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車を降りたとたん、あなたは、見知らぬ女性に、スーツの袖口をつかまれました。
「この人、痴漢です!」
女性は、あなたのスーツの袖口をつまんだまま、まわりに聞こえるように大声で言いました。
ホームにいた人々は一斉にあなたに視線を向けます。
「え? え? 僕が?」
あなたは、とっさのできごとにうろたえます。
思いもよらない言葉を投げられたことや、人々の視線に驚きます。
あなたは、女性に向かって、
「僕は何もしてません」
と、言い返すのが精一杯です。
いきなり痴漢にまちがわれたことよりも、人々の注目を浴びた恥ずかしさの方が先にたつかもしれません。
「この人、痴漢です!」
女性は、繰り返しました。
あなたは、女性の手を振りほどき、足早に去ろうとしますが、2、3人の男性があなたの行く手を阻みます。
あなたと女性のまわりに、人だかりができました。
あなたは、周りに向かって言い続けます。
「お騒がせしてすみません。でも、違うんです。私は痴漢なんかしていません。ほんとです」
あなたは、身動きがとれません。
誰かが、駅係員を呼んできました。
「ここでは、なんですので、駅事務室にいきましょうか」
駅係員は、あなたをうながします・・・。

【疑問・質問・不安】
とりあえず、騒ぎがおさまればと思って、言いました。
「すみません」
って。
「すみません」
って、普通、言いますよね。
これって、何か、まずいんでしょうか?

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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