見出し画像

スコッチウイスキー 典型的な5種

スコッチウイスキーの勉強を始めました。

まずは地図をダウンロードしていただきます。日本でもアマゾンなどのサイトから簡単に手に入るシングルモルトスコッチウイスキー、典型的な5種について見ていきたいと思います。選んだのは有名どころ、そして対照的になるよう、そしてアイラのアードベッグから2種は同じところからどのくらい違うのかという興味で。

4つの蒸留所、5つのウイスキー

本日付でイギリスのamazon ukで見ると (税込)

1. Ardbeg Wee Beastie 5 year-old Amazon 70cl, 47.4% £32
2. Ardbeg Corryvreckan 70cl 57.1% £69.95
3. Springbank 10-year-old 70cl 46% £130
4. Macallan 12-year-old Double cask 70cl 40% £70
5. Cragganmore 12-year-old 70cl 40% £39
(イギリスの消費税はアルコールであれば20%)

日本のamazon jpで見ると(税込)

  1. アードベッグ ウィービースティー 5 year-old 70cl  £32, 47.4% ¥5370=£32 

  2. アードベッグ コリブレッケン 70cl 57.1% £69.95 ¥12,000=£70

  3. スプリングバンク 10-year-old 70cl 46% £130 ¥29,900 JPY =£168

  4. マッカラン 12-year-old Double cask 70cl 40% £70 ¥8,370 =£48 

  5. クラッガンモア 12-year-old 70cl 40% £39 ¥4585 =£27

Boldにしたのが値段が違うもの。スプリングバンクは日本では高く出回り、マッカランとクラッガンモアは日本で買う方が安い。日本で買う方が安いというのは英国のどんどん上がる税金による影響なのでしょうか。

比較表

比較表を作ったので、ダウンロード(pdf)できます:各会社のWeb pageからコピペしただけですが。

地域差、年数(NASは年数を言わない、ブレンドのことが多い)、面白いのはアルコール度数。40%以上ないとウイスキーの定義から外れてしまうので40%が最低度数になります。コリブレッケンが度数が高いのは、年数を定義していないので、若いアルコール度の高いウイスキーとブレンドできるからでしょう。ワインだと、これだけ大きな違いが出てこないので、興味深いです。

熟成させる樽によって、特徴が大きく変わってくるのは前述Tomatin蒸溜所でツアーに参加した際に力を入れて説明されていました。私はバーボン樽よりもシェリー樽の香りの方が好きだったので、できればシェリー樽とか書いてあった方が嬉しいかも。

色は世間一般には濃い色の方が=いいウイスキーと思われがち(確かに年数が経つと色が濃くなるそうです)ですが、このため、カラメル色素を入れるメーカーも多いようで要注意です。あと美しい透明度を高めるためにChill Filter = 約 -1C まで温度を下げ、フィルターを通すことにより、ウイスキーに濁りを加える要素を取り除く、工程を加えているかどうかも注目されているそうです(日本酒のにごり酒を嫌うみたいなもの?) Chill Filterをかけると、本来の美味しさを損なうリスクもあるので、専門家はChill Filterをかけていない方がいいという人々も多いそうですが、実際はそこまで気にするかどうかは微妙なラインのようです。

さて、この4箇所の蒸留所で個人的に行ったことがあるのはアイラ島にあるArdbegだけです。ArdbegのHPではアロマとかテイスティングの説明が他のどこよりも長くて例えば ”rich Turkish coffee”とまで書いてある(Coffeeだけでも難しいのにrichでTurkishとまで嗅ぎ分けられる?)ので一見の価値あり。

HPより
ロゴやタイポがワイルドで原始的なイメージ作り
Ardbegのお土産屋さんで買ったArdbegタータンスカーフ、
タンスから引っ張り出して撮影しました(ちょっとシワあり)
他の写真どこにしまったかな〜

クラッガンモアが他より安いのは、カラメル色素+Chill filtered の要素があるのかもしれませんが、ウイスキーの聖地スペイサイドの中ではクラシックなスコッチとして有名、Rich, Complexとレビューはいいようです。この詳しいおじさんがクラッガンモアについて熱く語っています。


とりあえずお世話になっている兄に2種、amazon jpから送ってみました。

どんな感想が来るかな〜?

いつもありがとうございます。このnoteまだまだ続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。