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週末勤務明け日記

定期的にローテーションでやってくる週末勤務明け日記です(これ、シリーズ化決定だな)。

いきなり腕出しですみませんが、先週トータル5回目のコロナワクチンを受けたばかりでした。ファイザーのコロナウイルス新種株対応版。反対の腕は同時にインフルエンザワクチン(これは元々年1回)。

インフルエンザワクチンにはほぼ全然反応しないのですが、コロナワクチンはどんどん接種後が辛くなてきている気がします。今回は写真のように結構腫れて触るのも辛いくらい、左下には眠れない。

晴れて熱を持ってジンジンと痛く、腕も動かせないし、巨大アブにでも刺されたかというような気持ち。寒気、頭痛、倦怠感、コロナ感染したら初期に出てくるような症状で、参りました。

着ているのはスクラブ(あずき色)

ワクチン反対派という人々が存在することは知っていますが、いろんな人々がわさわさやってくる病院勤務で、ワクチン受けませんという選択肢がありえないので、有無をいわざず、いや、疑問を挟む余地もなく、ただ、受けます。

お供のパラセタモール(日本ではカロナール)、よく効きます。

勤務中、結構広い病院で、1階にある控室から(1)救急へ、(2)3階のward(入院病棟)、(3)手術室の主に3箇所を1日のうちに何往復行ったり来たりするか、そしてこれが何時間も何日も続くと

私、行ったり来たりする
入院病棟には2年目の医師がward担当で常駐。コンサルタントは必要な時だけくる(手術など)(ほぼ在宅)

                ↓

箱の中でクルクル車輪を回しているモルモット状態になっています。

ぐるぐる ぐるぐる ぐるぐる

体力勝負でもあるので週末具合が悪くならずに乗り切れて、よかった . . . 

今日は朝からボ〜ッとして、観葉植物の葉っぱに霧吹きをし、布で拭いてみたりしていると、ああ、自分はHumanだったという自覚がゆっくりと戻ってきます。

ボ〜ッとみているのが楽しい

今回、通勤のお供はaudibleで聞く、「羊と鋼の森」でした。

ピアノの調律師という職業にスポットライトが当てられたお話。

小さい頃はピアノを習っていたし、コンサートなどでもピアノを聴くという機会はもう数限りなくあったのに、調律師の作る音というものに今まで一度も注目したことがなかったので、意外でした。

人生て毎日新しいことを学ぶな . .. 。

今では全然弾けなくなってしまったピアノですが、振り返ってみると、ピアノの練習、先生のところで習う子供のバイエルとかがとてもつまらなかった。なんていうか、私にとってピアノの練習は遊びと対極にある「死んでいる時間」だったのです。

どうして、ピアノの先生は(いや、もしくは私の両親は)私にサティのジムノペディとか Spiegel im Spiegel (Arvo Pärt)とかを聴かせてくれなかったんだろう、そういう「生きた」ピアノの音をその時に聴いていたのなら、違ったかもしれない。

ピアノと羊 . . . .。

通勤は田舎道なので、羊はたくさん見る

当初「わ〜、羊〜」と喜んでいると夫に「あんな面白くない動物」とバッサリ切り捨てられたのは不満だったけれども、確かに、羊ってさ、個性には欠けているかもしれないと最近は思っていました。

無表情に草を食べ、車が近づいても全く反応しないかと思いきや、理由もなくパニック状態になり、急に危険な方向に飛び出してくる様子などに頻繁に出会していると、私の羊への評価は底 . . .。

でもさ、なんか羊って結構人気あるんだよな。個人的には羊も森もどちらもなんていうかちょっとメルヘンチックになりがちな(実際とはかけ離れがちな)ワードだよなという気持ちもしなくもありません。

うちの山を名付ける時も、「XXの森」という名前をつけずに、「ホロカトマム山林」としたのも森という言葉がちょっと甘ったるい幻想的なイメージを誘うのを避けたかったからです。

ちょっと話は逸れましたが、こういう難しい話ではない、疲れない本は通勤にはちょうど良く、程よくて、よかったです。今度機会があったらピアノの中をじっくり覗いてみたくなりました。


さて、スコットランドは夏→秋をすっ飛ばして→急激に寒くなり冬になってしまいました。なので、冬用のお布団(Duvet)を出してきて、空気入れ。日本は秋があっていいなあ。

電気スイッチオンできる洗濯物干しラック。手前は乾燥機。
Duvet coverは攻めてる赤です


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