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名も無い漫画家 似顔絵ボランティアをするまでの話

本日、児童養護施設で似顔絵のボランティアを行いました。

私は似顔絵を描くお仕事や、業界や個人での依頼漫画、ポップなどを作るお仕事もしています。

数年前の話です。
パチンコホールさんで初めて似顔絵を描くお仕事をさせてもらって、私が思っている以上に沢山の方が喜んでくれました。
ご本人、お子さんお孫さんを描かせてもらったり、ペットちゃんも…
皆にっこり笑顔になってくれました。

私の絵がこんなに喜んでもらえるなんて!

そんな嬉しさがあってから、一つやりたいものが出来ました。

「普段似顔絵を描いてもらう機会が殆ど無い病院や施設の人達に、ボランティアで似顔絵を描く事は出来ないかな」

そこから、自分で色々調べて動きました。

ただ、私の経歴は別名義でもウェブ漫画家がメインです。

漫画雑誌に載って紙面を飾れた事もありますがそれも数回のみ。

この時点で過去の作品はパチンコの漫画がメインでした。
世間では「パチンコをやる人」と言う冷たい目で見る方もいます。

ボランティアをしたくても知名度も無い、身内で病院関係者もいない。自治体の人に聞いたり、友人知人に協力をしてもらい企画書を作ったり、少しずつ似顔絵の経歴を作ろうと自治体のイベントに参加したいと申し出るも「誰か分からない、信用出来ない」と相手にもしてもらえませんでした。

自分でもその通りだなと思いながらも、パチンコスロット漫画家ならばと福祉施設にお菓子を寄付しているホール・ビクトリア観光さんに
https://www.p-victoria.com/

「お菓子を寄付する時に私も一緒に似顔絵を描かせてもらえないか」と頼んでいました。

それをいいよ!と応じてくれたビクトリア観光さん。
初めての事だけどやってみよう!と言ってくれた施設の方。
お菓子を交換して寄付した人達がいるおかげでこれが出来たのも。


皆のおかげで、このことが実現出来ました。

施設の子達はニコニコ可愛くて、笑顔に癒されました。定期的にまた来れる事にもなりそうです!

これが出来たことで、一歩進めた気がします。

何年もやりたくて、出来なかったことが、出来た。

帰りにカフェに入り椅子に座ったら。やっと実現出来たことやありがとうという気持ちで、嬉し涙が出て肩が震えました。

本当に嬉しいです、ありがとうございました。

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ありがとうございます!