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コントの王様には、おいしいお菓子を。

今年も、キングオブコントが開催されましたね。

どうしてもリアタイしたくって、急いでお風呂に入ってぴったり間に合いました!


まず、オープニングのラップと映像がかっこよすぎ。

演者のみなさんも、あんな風にかっこよく編集してもらえたらテンションぶち上がっちゃいますよね。

観ている私も一緒にぶち上がりました。

そして、審査員のみなさん。

松本人
飯塚悟
小峠英
秋山竜
山内健

5人みんなの下の名前で韻を踏んでることに気づいて、ひとりでに大興奮。

すごいよ、たまたまなのかな。
こういう偶然、大好き。

そんな興奮のまま、大会が始まりました!


クロコップ

そこきたかー!って一気に心持ってかれた。向いてホイの上位互換。みんなが知ってるゲームだから、老若男女仲良く楽しめる優しいお笑い。くだらないことを真剣にやるって本当に最高に面白い。完全に中二病に振り切っててもはやスタイリッシュ。真似する小学生、いや大人も続出しそうな親近感も素敵。


ネルソンズ

 笑いと哀愁の間であっちこっちにガンガン揺さぶられて、ただ面白いだけじゃない面白さが最高。足が早い人が好きっていう小学生あるあるを大人になってもひきづってるってそれだけで面白い。焦る複雑な気持ちのを、こんなにも喜劇にできるってすごい。3人以外の人たちもちゃんと見える気がするから不思議。参加型お笑いな感じが新鮮だった。


かが屋

賀屋さんのキャラがいつもより濃ゆ。大好きなミル姉さんを彷彿とさせるあのキャラ好き。にやにやしながらずっと見てられる感じ。しかもそのキャラが無理して作られたものだったっていう裏切り。日常のかわいい恋の駆け引きをお笑いにしちゃうテクニックの嵐。顔の緩急、仕草や感情の緩急、扉の使い方が秀逸で、甘噛みすらも最高。


いぬ

独特の間、世界観に引き込まれる。なんだか、笑っていいのか笑っちゃダメなのかわからないアブノーマルさが癖になりそうな狭間を楽しめる感じ。何回ちゅーしてるの!笑数えてればよかった。なんか見ててくすぐったいお笑い。ラブロマンスがテーマで、きっと一番筋肉を酷使するコント。2人にしかできないコンビ愛もうかがえるお笑いも好き。

ロングコートダディ

本当にこんな人いそう!っていう掴みが最高。目の前にいるのにこんなにすれ違えるなんて。大きな動きもなくてほぼ繰り返しなのに、面白いのすごい。「全然」という言葉のポンコツな一面の面白さ。奥が深いようで深くない、浅いところをずーっとこちょこちょしているような脱力系なお笑いがすごくツボ。


や団

お初なお三方!3人ともいい意味で地味で普通なのに、ストーリーが進むにつれて劇団作品の一幕を見てるみたいな、ダイナミックな展開に引き込まれるギャップがたまらない。どんどんと引き込まれていくシリアスさが種明かしでまた一気にほんわかして、その空気感の作り方がプロ級。とにかく構成とギャップが最高。裏切り後のさわやかさがまるでミステリー小説を読んでいるような、それでも笑えちゃう不思議。なんで今まで知らなかったんだ!もっと観たい。


コットン

ありそうでなさそうでありそうな、私の好きな世界観ど真ん中のシチュエーション。短いセリフで重いパンチが天才的。小道具も一つひとつ凝ってて、何度でも観たくなる。ぽいぽいぽい!ってつい声が出てしまうくらいうなずけるあるあるも最高。シリーズ化してほしいくらい続きが気になる展開に終始心掴まれっぱなしで、最後の最後のもうひと展開が秀逸すぎて、笑いながら自然と拍手しちゃった。


ビスケットブラザーズ

キャラの見た目が強すぎ!でも、出落ち感が一切なくてやりすぎ感もない。むしろ華麗に乗りこなしてる感がむしろさわやかでカッコいい。マネしたくなるしぐさやセリフが満載でずるい。しゃべるとちゃらんぽらんな雰囲気出してるのに、いざコントが始まれば起承転結フリオチもしっかりしてて、とにかくずるくて面白すぎた。実はコント前の、「笑うことをあきらめるな」ですでにぐっときてました。きらきらりん。


日本の社長

私の中の今回の大本命。設定にちょっと置いてかれたけど、やっぱり1回1回のオチが最高。「やっぱええわ」のたった一言でがっつり落ちる面白さ。声出して笑っちゃう。繰り返しなのにちゃんとストーリーが進んでいって、1時間分を5分で見たような濃厚さに満足感。ケツの表情はずるいよ、絶対笑っちゃうもん。去年のおじさんみたいに、もう少し身近な設定だったらもっと大きく笑えたかも。


最高の人間

吉住さんまじ好きぃ。岡野さんちょっと言葉が転んでてかわいい。かわいい笑顔でハツラツとやばいことを言う普通の園長と、もうイカれきっちゃったナンシー
。演技力やべぇ。イカれたと思ってた人が普通で、普通だと思ってた人がイカれてて。でも一概にそうとも言えなくて。ああこんがらがってこっちまでイカれそう。本当に文字通り最高の人間だった。深さのある面白さ、サイコう。


どの組も面白すぎた。
本当にみなさん最高でした!


それでもやっぱり、申し訳ないのですが。

そんな中でも一番の大大大本命は、おたまきみぐみでした。

シソンヌのお二人です。
まじでほんとに大大大好き。

天才中の天才のじろうさんと、そんなじろうさんを相手にしていながらにして、普通中の普通でいられる長谷川さん。

ありがとうございます。


芸人のみなさんが一段となって、こんなにも笑わせてくれる世界線にいられて、本当に幸せです。

8時間も楽しい時間をありがとうございました!



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