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エレキベースやエレキギターをほっこり楽しむマガジン

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ビグスビーのアーミングでチューニングが狂いにくくしよう

ビグスビーのアーミングでチューニングが狂いにくくしよう

ビグスビーのフワ~っとしたアーミングが気持ち良い今日このごろですが、難点はチューニングがズレやすいこと。
ブリッジのコマやナットをスムーズに調整していれば良いのですが、これはこれで大変ということで、圧力に強いグリスを差してみました。

ちょっと値の張るグリスなのですが、ギアなど圧が掛かっても油膜が切れず、かつコーティング化されるというもの。
これをコマやナットに差すと、、、

6弦を大きくして見て

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ロック式じゃないストラップピンの比較とストラップピンをつくろう

ロック式じゃないストラップピンの比較とストラップピンをつくろう

先日、Fenderアメスタのベースを弾く機会がありました。
お!と思ったのがストラップピン。
とてもいいなあと思い、家に帰って調べてみました。

Fender American Standard Series Strap Buttonsという製品でストラップピンだけ購入が可能なのですが、真横から見た形状はこんな感じ。

頭はスタンダードタイプのようなすり鉢状なのですが、ストラップが掛かる所だけ1段

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JIM DUNLOP CRYBABYをベースでも使えるようにしたりちょっと便利にしよう

JIM DUNLOP CRYBABYをベースでも使えるようにしたりちょっと便利にしよう

このnoteからの続きです。

高級シマシマコンデンサーを含めた1000円分くらいの部品が届きました。
さっそく組み込んでいきます。

目標の回路はこれ。

下が実装。
適当にくっつけて行きます。
左上がバッファーというかクリーンブースター。
右下がベース用切り替えトグルスイッチとQ幅を調整するポットとなります。

アウトプットバッファー代わりのクリーンブースターは、アキマさんの本に載っていたもの

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YAMAHA QY70を直そう

YAMAHA QY70を直そう

遥か、、、遥か昔に両親にねだって購入して頂いたQY70
その後の様々なときでも結局手元に飾ってあったこれ。

なんかふと電源を入れてみたくなったところ、無事に使用できました。
ですが、内蔵電池が駄目になってるのか、保存ができない状態になっていました。せっかくなので直します。

ここにハマってるボタン電池を外します。
ソケットになっているので簡単。
電池はCR2032となります。

コンデンサが膨ら

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JIM DUNLOP CRYBABYをベースでも使えるようにしたりしよう

JIM DUNLOP CRYBABYをベースでも使えるようにしたりしよう

このnoteからの続きです。

まずはJIM DUNLOP CRYBABY GCB-95の回路図を見つつ、基板上の部品記号を確認。
配線と基盤の部品記号と回路図を対応させると下画像。

こんな感じで弄ります。
R9とC5には並列の部品を足して、6Pトグルスイッチで一括操作します。オンにするとベース用の周波数帯になる仕組み。
R5のところはポットと組み合わせて、純正と比べてピークの尖り具合を滑らかに

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アキマさんのシリコンファズをベースでも使いやすくしよう

アキマさんのシリコンファズをベースでも使いやすくしよう

以前に作成したアキマさんのシリコンファズ。
ギターに直結(重要)すると、とてもカラッとして温かみもあって歪みからクリーンまで大変に使いやすいファズでありました。

こちらの本に記載されている、トーンベンダーライクなシリコンファズとなります。

こちらもギターマガジンなどと同じく、kindle unlimitedに登録しておくと無料で閲覧可能です。おススメ。

さておき、唯一の使いにくいところはベー

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FullDrive2にブレンダー回路を増設MODをする

FullDrive2にブレンダー回路を増設MODをする

以前にジャンクコーナーから守護(まも)ったfulldrive2を使っているのですが、もうちょっと使いどころが増えると嬉しいなあと思っていたのです。

そして、klon centaurという超有名オーバードライブの回路を見ていたら、こちらもブレンド回路(かつフィルターの組み合わせやダブルポットでの複合的なコントロールも凄い)が付いているんだなあ、、、。

温かい歪+芯の残った感じが作れると、ベースで

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ジャンクCARL MARTIN Compressor Limiter(初期型)を修理しよう

ジャンクCARL MARTIN Compressor Limiter(初期型)を修理しよう

もう10年以上前に発売されたコンプレッサーで、ギター・ベースのどちらでも使用できて、本体から電源コードが伸びてコンセントへ直刺しするスタイルという塩梅。
たまに、ぼんやりと欲しいなあと思い出していたのですが、数年前に廃番となってしまったのでした。

そのせいか、なかなかのお値段がします。

後継機種だと安価目のものが出ているのですが、つまみが少なくなりアダプター式に。
最新の後継機種HONEY C

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コバルト製のフラットワウンド弦にしよう

コバルト製のフラットワウンド弦にしよう

エレキギターにはフラットワウンド弦を張ることが多いのですが、何か変わり映えが欲しいなあと、以前から気になっていたコバルト製のフラット弦にしてみました。

フラット弦は各社から出ていて、1年に一回くらいのペースで何となく張り替えてきました。
使ったことがあるのはこのあたり。

トマスティック JS113 13-53
ダダリオ ECG23 10-48
ダダリオ ECG24 11-50
ダダリオ EHR

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エレキギターやエレキベースをワイヤレスにするやつ

エレキギターやエレキベースをワイヤレスにするやつ

まわりの友人も次々と購入してしまい、ワイもどれか、、
ということで購入してみました。

LEKATOというメーカーのWS-70というやつです。

比較したことは連続使用時間とレイテンシー(遅延)です。
BOSSのも良いなあと思ったので並べてみました⤵

他にもダイナミックレンジとか有線ケーブル再現機能とかあったりします。
連続使用時間はだいたい同じ(ちなみにspark GOの連続使用時間は8時間)

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欲しかったリバーブが弾着

欲しかったリバーブが弾着

それはELECTRO-HARMONIX HOLY GRAIL
ファーっと綺麗な音かつ、操作が大変シンプルなので手軽に遊べるところが良い塩梅。

大きな箱の初代、小さくなったnano、さらに進化したMAXと色々と種類があります。

nanoはトゥルーバイパス、アダプタ対応(電池は使えない)、初代と比べて小さなサイズというのが特徴らしく、とりあえず開けてみます。

お、電池入りそう。
蓋の裏にはシリア

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VOX S66にマスターボリュームを追加しよう その2

VOX S66にマスターボリュームを追加しよう その2

このnoteからの続きです

セミアコボディの中身を覗く道具が届いたので早速調べてみました。
ハイパスコンデンサが付いてると思っていたら勘違いでした。

こんな回路構成。

グレッチ公式ページの回路を参照して、マスターボリュームを入れる位置を決めます。
赤色で書いてるとこに入れると良さそう。

また、配線ですが、殆どがクロス巻のカッコいい配線なのに、トーンからアウトプットジャックへの配線だけすごく

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スピーカー内蔵ギターにパッシブラジエーターをつけよう

スピーカー内蔵ギターにパッシブラジエーターをつけよう

弄り倒しているVOX APATCHE(現在は廃盤)ですが、スピーカーが2つ付いていて、ボリュームを上げていくと気持ち良いフィードバック奏法が得られるという逸品。

でも、もうちょっと低音感があったら嬉しいなあと思っていたところ、SPARK GOというアンプが発売され、手に入れたのでした。
こいつはなかなかに侮れない音をしていて、どうもパッシブラジエーターという部品が低音を補っているとのこと。

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VOX S66にマスターボリュームを追加しよう

VOX S66にマスターボリュームを追加しよう

昨年後半に購入したVOX S66。
3pickup 3vol 1tone 1トグルというコントロールで、各ピックアップの音量を混ぜられる!というところはとても面白いのですが、ボリュームをちょこちょこ弄って歪み具合を調整すのはやや面倒だったりします。

そこで、操作のしやすいピックガードにマスターボリュームを追加しようと思い立ちました。

ですが、合計4つもボリュームポッドがついていて、さらにマスタ

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