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シマノSL-A050を31.8mmハンドルに取り付ける

シマノSL-A050が手元に届き、なんとかしてコマンドシフターウィングシフターのような位置に取り付けられないかなあといじっていました。
ですが、パームシフターの名の通り、掌で操作をすると大変気持ち良い。

ならば、ドロップハンドルのクランプのあたりに取り付ける方向で検討を進めるべきでしょう。

というのも、シマノSL-A050は25.4のクランプ径に対応しているもの。
31.8mmではぜんぜんだめ、、、、でもないんだなこれが。

まずは長さM4の鉄メッキのねじを用意。
もともとついているねじと同じM5だったり、材質がステンだと人力では曲げるのが大変だからです。
手元に50mmのねじがありましたので再利用。

というわけで、曲げます。

塩梅を確認。
バラせば裏側からネジを通せる。

よし!
左側が浮いてるけどガタツキは無いからヘーキヘーキ。

いい感じの角度かつ、なるべくステムに寄せて取り付け。
そうしないと、立ちこぎしたときに膝に当たりそうです。

前から見る。
ワイヤーとディレイラーの調整が終わったら、ねじを短くして袋ナットに変えたり、黒に染めよう。 
モデルガンを補修で染めた時の液がまだあったはず。

というわけで、シマノSL-A050を31.8mmのドロップハンドルに取り付けできました。
シフターの真下方向へワイヤーが出るので、取り回しにちょっと癖がありますね。私は、フォークのところでも1か所固定しておきました。

→その後、カッコよくしたノート


次は、内部を改造します。
いわゆるフリクション化。

写真の右下にある、ぼこぼこした凹凸のあるディスクを反対に裏返して組みなおします。
8速での使用なので、これで完了。10速とかだと、ベース側を削る必要があります。

また、フリクション化にあたりこのバネは要りません。

逆ネジのナットの締め具合で操作感が変わります。
緩すぎるとディレイラーのバネに負けて動いてしまいますし、かといって固すぎると気持ちよく動かせません。

そして、このナットの調整は、ワイヤーを外さねばできません。

なので、ワイヤーを通して初期伸びを取り、ディレイラーの調整が終わったからといって、ワイヤーを切り詰めて末端処理をすると、場合によってはワイヤーを買いなおすはめになります。注意しましょう。

バーエンドシフターとの比較ですが、ドロップハンドルのバーエンドは機械を操ってる感じでワイヤーの引き回しはレトロな感じ。

シマノSL-A050は、のんびり操って、ワイヤーはシンプルな感じ。気分が変わっていいですね。スピード出てたり、坂道を登りながら細かいシフトは難しそうですが、こまけーことは良いんだよ~という感じです。

イイゾ~これ!

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!