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【ガイドインタビュー】「せっかく海外の方がわたしの地元に来てくれたから、精一杯おもてなししたいんです」

みなさん、外国人が日本旅行をする時に行く場所ってどんな場所をイメージしますか?
東京、京都、大阪、北海道、広島、、、

そんな中、なんと都心から約65Kmも離れた埼玉県の「熊谷」でガイド体験が生まれたのです。

今回は、実際にその「熊谷ガイド」をされたTakuさんにインタビューさせていただきました!

Takuさん
・埼玉県熊谷市出身
・Huber.の熊谷ガイドコミュニティに所属
・フランスが大好きで、フランスに毎年行っている
・フランス語学校に10年も通っている
・国際交流が好きで、フランス人をよく案内している
・熊谷のまちの人の温かさを、世界に届けたいと思ってる

(左 Takuさん 右 一緒にガイドしたTakaさん)

そもそも「熊谷」ってどこ?
・埼玉県の北部に位置する「暑いまち」
・夏の気温の高さで全国的に有名
・熊谷で有名な食べ物と言えば、手打ちうどん!
・ラグビーW杯2019の開催地
・小麦の生産量が埼玉一

当日のガイド行程
・10:00 熊谷駅に集合
・10:15 星渓園という小さい庭園に案内
・11:00 ラジオの生放送に出演
・12:00 「熊たまや」で一緒にうどんを食べる
・13:00 熊谷桜堤を見る
・14:00 駅でお土産を買って解散

>ヤギ 『わたしの勝手な感覚かもしれませんが、今回のプランはとても「日常感」のあるプランに感じました!』

>Takuさん『一見鬱蒼とした感じに見えるかもしれませんが、このようなプランでも濃い体験になるのが熊谷の良いところなのです!』

>ヤギ『と言いますと?』

>Takuさん『星渓園という小さい庭園に行ったのですが、そこにはボランティアガイドの方がいらして、普段入れないような特別な茶室に入れてくれたり、英語で一生懸命説明してくれたりしたのです。』

>ヤギ『なるほど!!でもなんでそのような特別な茶室に入れてくれたりしたのでしょう?』

>Takuさん『多分、せっかく海外の方が熊谷という街に来てくれたのだから精一杯おもてなししたい!という想いがあったからだと思います。』

>ヤギ 『本当に素敵ですね!そういう想いって、例えその想いを直接伝えなくても、絶対に海外の人にもしっかり伝わり温かい気持ちになると思ってます!』

(Takuさん、一緒にガイドしたTakaさん、ゲストさん、ラジオ番組の方々)


>Takuさん『実は、突然のラジオ生出演もしました!(笑)』

>ヤギ『どういうことですか?!』

>Takuさん『たまたま知り合いのラジオ番組の方々がネタ探しをしていたタイミングだったようで、出演を依頼されたのでゲストさんと一緒に生放送のラジオに出演することになりました。ゲストさんもまさか日本に来てラジオに出演することになるなんて、想像もしてなかったでしょうね!(笑)』

>ヤギ『ホントですよね!!(笑) 私も今それを聞いてびっくりしています!どんな内容についてお話したのですか?』

>Takuさん 『最初は私たちが今何をしているのかということで、マッチングした外国人をガイドするというトモダチガイドについての説明をしました。そのうちにゲストさんへの質問に変わり、先ほど行った星蹊園の感想を尋ねられました。「東京では日本庭園などに行っても、茶室の中までは入れなかったけど、日本をもっと知りたいと思っていたから今回は普段見れない場所も見れてよかった。庭園はすごく小さいけど、どこから見てもとても綺麗な庭園だった。」と満足してくれている様子で嬉しかったです。』

>ヤギ 『あー!嬉しいですね!!そういう偶然の出会いってとっても良い思い出になりますよね。』

>Takuさん『はい、たまたま私の知り合いがラジオ関係者だったりしたように、ローカルガイドがいるからこそ出来た体験でもあるかなと思いますし、ゲストさんも「芸能人になった気分で面白かった」と言ってくれました!』

>ヤギ 『確かにそうですよね!(笑) なかなか日本人でもラジオ出演を体験できることではないですよね。ラジオ収録後は何をされたんですか?』

>Takuさん 『みんなでうどんを食べに行きました。一緒にガイドをしたTakaさんが熊谷のうどんをゲストさんに強くおすすめしてくれて、ゲストさんも楽しみにしていてくれたみたいです!』

(熊たまやの熊谷うどん)

>ヤギ 『わっ美味しそうですね!!ネギ好きの私には最高の一品です。』

>Takuさん 『最後は一番メインだった桜を見に行きました。ゲストさんの奥様がとても楽しみにしていたので、実際に見られたときにはこんなに素敵な夫婦写真も撮れちゃいました。』

>ヤギ 『これはベストショットじゃないですか?!最高の思い出になる一枚ですね!!!』

(フィリピン出身のゲストご夫婦)

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>ヤギ『でもどうしてTakuさんはそこまでして海外の人に熊谷の魅力を伝えたいと思うようになったのでしょうか?』

>Takuさん『フランスでの体験だと思います。毎年フランスに行っているのですが、地元の方に車でローカルな場所を案内してもらった経験があります。それがとっても素敵な場所で、誰もができる体験ではないなと特別感を感じたことから、僕も恩返しじゃないけれど、今度はその体験を提供する側になりたいなと思いはじめました。』

>ヤギ『なるほど!!フランスには私も旅行に行ったのですが、そのときはパリしか行けず…。』

>Takuさん 『毎年、南仏のニームに行くと友人がフランスの小さい町でマニアックな村巡りを企画してくれるので、否が応でも観光地とは違うローカルの良さを原体験として感じることができますね。』

>ヤギ 『わーー!!素敵!!聞いているだけでワクワクしちゃいます。自分だけが知っている素敵な場所とかって特別な感じしますよね。』

>Takuさん『そうですね。そこから、地元の魅力を伝えたいと思いはじめたのはありますね。熊谷のような場所に来たいと思ってくれる人は、生活感に溢れた本当の日本を見たいというニーズだったり、観光客がいない場所で特別感を感じたいと思っていると思うので、そういうニーズに応えたいなと思ってやっています!』

(フランス語学校のフランス出身のご友人とWANDER COMPASS SHIBUYA来訪)

WANDER COMPASS(ワンダーコンパス)って?
渋谷・京都・別府にある、タビナカでどこに行こうか? 何をしようか? と悩んだ旅人たちに訪れて欲しい交流型の観光案内所。Travelers Hubのオフライン拠点。


>ヤギ『最後に、これからのことを教えてください!』

>Takuさん『ラグビーワールドカップに向けた熊谷のガイドコミュニティがあるんですが、そのコミュニティを活性化させたいですね。僕のように地元熊谷を海外の人に知ってほしい!と熱い想いを持った人は多くいらっしゃるんですが、やはりガイドとなるとハードル高く感じてしまうようで・・・。まずはそのハードルを下げてあげたいですね。そしてラグビーワールドカップに向けて盛り上げていきたいです!!』​​

Takuさんの、フランスでの特別な体験があったからこそ、今度は自分が案内する立場になって、地元熊谷の魅力を世界中に伝えたいという熱い想いに繋がっていったということが、よく伝わってきました。この熱い想いが熊谷のガイドコミュニティの皆さんのハードルを下げ、世界中の人が熊谷に足を運ぶようになったら嬉しいですね!

Takuさん、ありがとうございました!

ヤギがTakuさんにインタビューしているVoisyのHuber.チャンネルのラジオはこちら↓



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